事の発端となったのは、水道橋博士が松井市長に関する疑惑をまとめたユーチューブ動画を13日に自身のツイッターで紹介したこと。松井市長のパワハラ疑惑や企業利権疑惑などをまとめたものとなっていた。
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この動画について、水道橋博士は「これは下調べが凄いですね。知らなかったことが多いです」とコメント。「維新の人たち&支持者は事実でないなら今すぐ訴えるべきだと思いますよ(笑)」と綴っていた。
松井市長は同日、水道橋博士のこのツイートに反応し、「水道橋さん、これらの誹謗中傷デマは名誉毀損の判決が出ています。言い訳理屈つけてのツイートもダメ、法的手続きします」と宣言。続けて、「水道橋さんは有名人で影響力があるのでリツイートされた方も同様に対応致します」と呼びかけた。
水道橋博士は松井市長の警告後、ツイッターで「よくわからないけどお仕事している間に訴えられてるわーー」と反応。「橋下弁護士に相談してみよう」「吉村弁護士紹介してくれる?」と松井市長と維新で繋がりのある元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏や、大阪府知事で吉村洋文氏の名前を出したブラックジョークを投稿した。
また、14日になり改めてツイッターを更新し、「ボクがRTしたYouTube見直しましたけど、どこも名誉毀損していないのでは?事実を並べているだけ」と反論。「市長の疑惑に対し市長は勝訴したと言っているだけですよ」と指摘していた。さらに、松井市長に対する「スラップ訴訟」「言論弾圧」といった批判ツイートを数多くリツイートしている。
2019年には、埼玉県の女性がツイッターに「松井一郎は過去に女子中学生を強姦し、自殺に追いやりました」と投稿し、松井市長は提訴。今年1月に判決が行われ、女性は330万円の損害賠償の支払いを命じられていた。
この一連の騒動に、ネット上からは「これも名誉毀損になるの?」「水道橋博士を訴えるなら動画も削除申請出した方がいい」「揶揄レベルで訴えられるのか?」というさまざまな声が集まっていた。
記事内の引用について
水道橋博士公式ツイッターより https://twitter.com/s_hakase
松井一郎公式ツイッターより https://twitter.com/gogoichiro