>>バレンティンと矢野監督のバトルにヤクルト選手が爆笑! コーチの制止も無視? 上田氏が“飛び蹴り乱闘”の裏話を暴露<<
バレンティンは23日に自身のツイッターに投稿。「日本の全てのファンに、日本球界からは引退することを本日お知らせします」と、NPBでのプレー継続を断念したことを明らかにした。
続いてバレンティンは「日本でプレーする機会を与えてくれ、日本球界で最も偉大なホームランバッターの1人としてのキャリアを送ることができたスワローズに感謝します」と、2011~19年に所属したヤクルトに感謝。一方、2020~21年にプレーしたソフトBへの言及は一切なく、ファンから問題視されている。
このバレンティンの投稿を受け、ネット上には「ソフトB時代を無かったことにしてて幻滅した」、「10億も年俸払ってもらったのになんて恩知らずな奴だ」と批判の声が寄せられた。一方、「だから最初からこんな奴獲るべきじゃなかったんだ」、「球団は『無駄金になる』というファンの声に耳を傾けるべきだった」とソフトBフロントを責めるコメントも多数みられた。
「ソフトBは2019年オフにバレンティンを2年総額10億円(推定)で獲得しましたが、当時のバレンティンは同年終了時点で『1022試合・.273・288本・763打点』と実績は十分。ただ、35歳と高齢で気性が荒い面があることに加え、ソフトBには2014年オフに3年総額12億円(推定)で獲った松坂大輔氏(元西武他)が全く活躍しなかった過去があることなどから、一部ファンからは『松坂の時みたいに金の無駄になる気しかしない』と獲得に懐疑的な声も寄せられていました。バレンティンはその後2年間で『82試合・.171・13本・31打点』と結果を残せず退団となり、今回ソフトB時代には触れないまま日本球界引退を表明したわけですが、当時から獲得に反対していたファンの間では再度フロントへの怒りが高まっているようです」(野球ライター)
なお、バレンティンはソフトBを退団する際、球団を通じて「この2年間、ホークスでプレーする機会を与えてもらい、ありがとうございました」といったコメントを残している。このこともあり、一部からは「退団コメントでソフトB側へのけじめはつけたって思ってるのでは」と言及がなかった背景を推測する声も挙がっている。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
バレンティンの公式ツイッターより
https://twitter.com/cocobalentien