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大相撲、東西力士の仕草がリンクし物議「だったらやらなきゃいいのに」 “塩まきパフォ”でお互い集中を乱された?

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画像はイメージです

 19日に行われた大相撲1月場所11日目。この日5勝目を挙げた平幕・照強が見せた振る舞いがネット上で話題となっている。

 >>平幕・照強の敗戦に失笑?「自分がまいた塩で自爆したのか」 足を滑らせ地面にバタリ、代名詞のパフォーマンスが裏目に出たか<<

 前日まで「4勝6敗」の照強はこの日、「4勝6敗」の平幕・豊山と対戦。照強は立ち合い、猫だましを仕掛けながら膝を曲げ懐に潜り込もうとしたが、豊山に両腕で肩を押され阻止される。しかし、負けじと前に出ながら右を差すと、時計回りに動きながらの巻き落としで豊山を土俵へ転がした。

 注目が集まっているのは、取組が始まる直前の照強の行動。照強は取組に臨む際、塩をわしづかみにして豪快に土俵にまくパフォーマンスで知られており、この日も右手に持った塩を勢いよくまいた。ただ、照強はその後すぐに両足で仕切り線付近の塩を払うと、両足を複数回地面にこするなど足元を気にする仕草を見せた。

 この照強の様子を見て、ネット上には「なんか今日はかなり足元気にしてるな、足滑らせた5日目の記憶がフラッシュバックしたのか?」、「そんなに足元気になるんだったら、最初から塩まきパフォなんてやらなきゃいいのに…」といった呆れ声が寄せられた。

 照強は自身がまいた塩の影響もあってか、取組中に足を滑らせて敗れることが少なくない力士。今場所も13日の5日目に臨んだ平幕・佐田の海戦で、相手を土俵際に追い込んだところで左足を滑らせ逆転負けを喫している。このことから、一部ファンは今回の仕草の背景には5日目の敗戦があるのではとした上で、集中力をそがれるぐらいなら大量塩まきは控えた方がいいのではと考えているようだ。

 一方、「照強よりも豊山の方が神経尖らせてないか?」、「豊山は昨日足滑らせたばかりだからか、照強以上に足元気にしてるように見える」と、豊山の振る舞いへの指摘も多数みられた。

 「豊山は前日10日目の平幕・碧山戦で立ち合い直後、右足を滑らせたところに突き落としを食らい敗北。立ち上がった後には、右足を一度伸ばしてから大きく振るなど痛めたようなそぶりも見せていました。一夜明けて迎えた今回の取組前には、照強以上に時間をかけ土俵の塩を足で払っていましたが、この神経質な様子が気になったファンも少なからずいたようです。なお、豊山・碧山はどちらも塩を多くまく力士ではないため、前日の転倒に塩の影響がどれだけあったのかは不透明な部分もあります」(相撲ライター)

 迎えた取組では、立ち合いで照強を止めてからは後手に回っていた豊山。一部からは「最後まで足元の不安が拭えなくて出足が鈍ったんじゃないか」という見方も挙がっている。

文 / 柴田雅人

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