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岡田晴恵氏、コロナ政策「政治が悪かったと思ってない」分科会の説明力不足を指摘、疑問の声も

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 12月22日放送の『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)に、公衆衛生学者の岡田晴恵氏がゲスト出演した。岡田氏はこの日に、著書『秘闘:私の「コロナ戦争」全記録』(新潮社)が発売となった。

 ​>>「オミクロン株は欧米みたいに感染は拡がらない」宮沢准教授の持論に納得の声も 水際対策への世論にも驚き<<​​​

 放送中には、大阪府でオミクロン株の市中感染が確認された速報も入った。これには、岡田氏は「私からすれば市中感染はあるだろう(と思っていた)。こういう風に確認できた。ヨーロッパの状況見ても入れ替わるのが早い。オミクロンが主流になってくる可能性があるので、1月2月を想定して医療ですよね、あとは検査」と述べ、早めの対策の必要性を説いた。さらに、岡田氏はオミクロン株は「今までとは全く違うウイルス。3密ではなく1密でも感染する。もしかしたら密じゃなくても感染する可能性がある」と警鐘を鳴らした。

 大竹まことが「(コロナ対策は)政治との兼ね合いがとても難しい」と話すと、岡田氏は「私は政治が悪かったとはあまり思っていないんですよね」と話し、大竹が驚く場面も。

 岡田氏は「政治に専門家がどう説明したかということなんです」と話し、続けて「分科会の先生方がこのウイルスをどこまで理解できたか。ウイルス学者として。それはサイエンスの問題なんですね」と述べ、分科会の専門家たちの政治家への説明力不足を指摘した。

 また、岡田氏は「オミクロンは今までのコロナウイルスとは違うものだと思って、対策を打つ。それは感染力の強さと同時多発的に患者さんが出る可能性がある。そういうことを政治に切迫感を持って伝えられるかっていう。こういう必死さというのが(研究者の側に)あったかなというのが大事かなと思います」とも話していた。

 これには、ネット上で「岡田晴恵さんは、おそらくは分科会の尾身(茂)さんやその周辺の人間に専門家としての責任感の無さに怒りを感じていらしたのね」といった声のほか、「岡田さん、政治も悪いと思いますよ」「学者にそこまでの覚悟を求めるより、やはり政治家の矜持の問題なんだと思う」といった声が聞かれた。岡田氏の述べる「政治は悪くない」は、やはりインパクトのある言葉だけに賛否を呼び起こしたと言えそうだ。

 このほか、「相変わらずコロナの恐怖を煽ってるだけでは」「先生の話を聞いていると、怖くなる」といった岡田氏のスタンスに疑問を示す声も聞かれた。

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