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玉川徹氏の持論に医師がピシャリ「そんなことはない」 メルクのコロナ薬を「つなぎかな」発言で物議

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画像はイメージです

 6日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が勇み足の発言をして、医師で日本医科大学特任教授の北村義浩氏に全否定される一幕があった。

 >>玉川徹氏、唐突な暴露に驚きの声 コロナ拡大中に「結構、会食行ってた」コメンテーターの秘密をチクリ?<<

 この日のスタジオでは、日本国内で新型コロナの飲み薬が承認申請される見通しであることが紹介された。

 それはアメリカの製薬大手メルクが開発している「モルヌピラビル」。軽症・中等症の患者に向けたもので、ウイルスの増殖を抑えて重症化を防ぐという。発症5日以内に1日2回、5日間服用すると、入院・死亡のリスクが30%減ると言われている。

 だが、これについて玉川氏は「武器になることは間違いない」としつつも、「(リスク軽減率が)30%というのが微妙」と主張。その上で、「すでに認可されている抗体の薬があって、ソトロビマブという薬ですが、入院阻止率が80%なんですよね。これはオミクロンにも効果があると。いわゆる試験管的なテストではそういう形になっているので多分、そうであれば効くんじゃないかと僕は思っているんです」と新しい薬の名前を持ち出しながら、その優位性を訴えた。
 
 続けて、「80%の抗体薬と、30%の飲み薬があって、どちらも(摂取する)対象が(入院・死亡)リスクが高い人といった時、『あなたは30%を使ってください』という話になるのかな」と疑問視。
そして、「感染爆発して第5波の時のようにベッドがありません、家にいてもらうしかありませんという時にはこれを使うのかなと。最終的にはファイザーとか塩野義が作っている薬に変わるんだろうなと。だから、ある種申し訳ないけど、このメルクの薬は“つなぎ”かなという感じは若干してますけどね」と推論を展開した。

 それを受けて、司会の羽鳥慎一アナウンサーが「でも感染状況によっては…」と切り出そうとすると、横から入ってきたのが北村氏。玉川氏の“つなぎ”という言葉に引っ掛かったのか、「そんなことはないと思います!」とやや強い口調でピシャリ。この後1分間に渡って、“つなぎ”論を否定。「HIVの場合には2種類、3種類を同時に使う方が抑えやすい」「薬も1種類というよりは2種類あるいは3種類で闘う。抗体も飲み薬も2種類という時代が来るかもしれない」と反論。その間、玉川氏は圧倒されながら、黙って聞いていた。

 SNS上では北村氏にバッサリ論破された玉川氏に、「玉ちゃん思いっきり否定されとる」「玉川知ったか(ぶり)か」「玉川の負け」といつた声が。また、「テレ朝は玉川さんがしゃべる時は画面の右の方に『個人の感想です』って付けといた方がいいよ」という意見も見られた。

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