新型コロナウイルスの新たな変異種である「オミクロン株」。世界中で少しずつ感染が確認されており、政府は29日に全ての国を対象に、当面の間、新規入国を原則停止すると表明している。
この日、番組には感染症学会指導医の水野泰孝氏がVTR出演。オミクロン株について現在分かっていることなどについて解説を行っていた。オミクロン株についてはいまだ詳しいことは分かっていないものの、デルタ株より強い感染力を持つ可能性があるとのこと。一方、南アフリカの医師会の会長は「患者たちの症状は軽い」としている。
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その中で、宮根は「水野先生、なんで日本は急にこんなに(感染者)減っちゃったのか。これはなんなんですかね?」と苦笑いしながら質問。突然の質問に水野氏は戸惑いつつも、「これは本当に私も正直分からないと言いますか」と回答した。
水野氏によると、8月までは検査をすればほとんどの人が陽性になるという状況が続いていたが、現在は濃厚接触者の検査をしてもまったく陽性にならなくなったとのこと。理由については「もちろん、人側の原因もあると思うんですけど、私は病原体が変化したのかなと以前から思っていて」と、ウイルスが変異によって自滅し、感染者が減ったとする説を推していた。
これに対し、宮根は「オミクロン株も、自滅型の株なら非常に我々にとって歓迎できる株なんですけども」と自身の見解を口にしていた。
しかし、この宮根の発言にネット上からは「どんな型でも歓迎はできないわ」「ウイルス歓迎とかどうかしてる」「どんな変異株でも嫌」「誰が歓迎するか」といったツッコミが噴出する事態になってしまった。
今度、どのような変異を遂げていくかも分からない変異種。さすがに多くの人は「歓迎」できないようだ。