ツイッターでは、大石氏の名前がトレンド入りするなど話題となっている。『日曜討論』は、日曜の朝9時から10時までの生放送を基本とする番組だ。地味な印象のある同番組だが、過去には幾つかのハプニングが起こっている。
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先の衆議院総選挙を前にした10月17日の放送では、甘利明幹事長(肩書は当時)がスマホを持参し、「(日本は)技術では勝っているのに、ビジネスで負けている。これを技術で勝っているから、ビジネスでも勝つようにする」と説明。しかし、自身のスキャンダルの説明責任を果たしていなかったことから「印象が悪い」といった批判を集めてしまった。事実、甘利氏は小選挙区では落選してしまうのだから、予見的な内容だったと言えるだろう。
同日の放送には、れいわ新選組代表の山本太郎氏も出演。フリップを持参するも、カメラに映されなかったことに「抜いてくださいね、ちゃんと」と苦言を示した。放送後の様子は「山本太郎さんとNHK制作スタッフ、放送終了後もめてた」と「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」党首の立花孝志氏にツイッターで暴露されていた。さらに、立花氏は街頭演説で同番組の出演ギャラが6万9852円であったとも暴露している。
また2015年9月には、番組の公式アカウントが「反対意見って理解しにくいのに、賛成意見はすごく頭に入やすい...」とツイート。この日は安保法制がテーマであり、反対派を批判するかのような内容に批判が殺到した。後にアカウントは「自分の意見と違う人の意見は耳に入りにくく、同じ意見だと理解しやすいと言う意味で書いた」と釈明、「申し訳ありません。反省m(_ _)m。」と絵文字付きで謝罪している。これにも「謝るにしても軽すぎる」といった批判が集まってしまった。だが、好意的に見れば、単なる公式発表だけではない、スタッフの生の声が聞けるアカウントであるのも確かだろう。
これまでは、地味なNHKの朝の番組といった印象しかなかった『日曜討論』であるが、大石氏の活躍でにわかに注目が集まっていると言える。今後の内容にも期待したいところだ。
記事内の引用について
立花孝志氏のツイッターより
https://twitter.com/tachibanat
NHK日曜討論公式のツイッターより
https://twitter.com/nhk_touron