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橋下徹氏、立民・枝野代表に辞任迫る「負けたら代わるのは当たり前」「野党は何の責任を果たす?」

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橋下徹氏

 元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏が、10月31日に放送された選挙特番『Live選挙サンデー』(フジテレビ系)に出演。100議席を割り込み、惨敗した立憲民主党執行部の責任を強く主張する一幕があった。

 同31日に投開票された「第49回衆院選」。立憲民主党は野党4党と213選挙区で候補者を統一して選挙戦に臨んだが、共闘は不発に終わった。同日夜10時過ぎ、中継で繋いで出たのが枝野幸男代表。まだ大勢が判明していない中、この途中経過について、「非常に私の想定を超える多くの選挙区で、大変な激戦まで持ち込むことができています」と甘い見方を示した。

 だが、橋下氏は枝野氏に「(今回の選挙は)枝野さんは『岸田(岸田文雄自民党総裁)か枝野かどちらかを選ぶ選挙』だと言われていました」と切り出すと、自公の過半数が明らかになったことを踏まえた上で、「(結果的に)岸田さんが選ばれたということですから、当然、その責任を取って(枝野氏の)代表辞任は当たり前だと思います。民主国家であれば。当然、代表選挙はすぐ行われるんですよね?」と執行部の交代を求めた。

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 これに対して、枝野氏は「小選挙区を軸にした選挙制度である限りは、最大野党の責任として政権の選択肢を示さなければならない。その意味では100%ではありませんでしたが、かなりのところで示せたと思います」などと強気。
 
 そんな楽観的な枝野氏に、橋下氏は「政府与党を追及することは野党の役割として重要だと思いますが、(そんな野党は与党に毎回)『責任』『責任』と言われるじゃないですか。野党は行政権を持たないので口で言うだけです。野党としての責任は選挙で負けた時、そこでしっかりと新しい執行部を作って次に繋げること」と主張。

 さらに、「ここで枝野さんが辞任しなければ、野党は一体何の責任をもって、何の責任を果たすということになるんですか? 政権選択選挙で負けたら、執行部が代わるということは、当たり前のことなんじゃないですか?」と迫った。

 それでも、枝野氏はこれまでの実績を訴えたのだが、納得のいかない橋下氏は「立憲民主党自体が常に昔からの民主党政権時代の顔ぶれで全然、多様性を感じないわけですよね。次世代の政治を言うのであれば、先輩株として外に引いて、若手の新しい顔ぶれで次の選挙を戦うという考えはないんですかね?」と疑問を呈していた。
 
 そんな枝野氏自身は31日深夜、埼玉5区で自民党の牧原秀樹氏との大接戦の末、ようやく当選が確実になっている。いずれにしても来年の参院選、立民はどう戦うのか。

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