>>玉川徹氏、猫の腎臓病薬への発言が批判「流石にひどい」「よくあんなコメント出来るな」怒りの声も<<
玉川氏は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本国内でマスクが不足していた2020年3月、番組内で「まずは医療機関に配らなきゃダメ」などと発言し、厚生労働省が公式Twitterで番組名を名指しして反論する一幕があった。この件については、番組が反論し、厚労省側が投稿を修正する事態に発展したものの、厚労省が玉川氏の新型コロナウイルスに関する発言に神経を尖らせていることが浮き彫りになった。
2021年に入ると、元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏が玉川氏に露骨に不快感を示すようになる。3月には当時放送されていた『モーニングショー』の裏番組「グッとラック!」(TBS系)内で、冗談めかしながらも「モーニングショーの玉川さん、すぐ中国に引き合い出すんですけど、13億人の国でゼロだと。あそこの国はね、人権侵害をバリバリやってゼロを達成してますよ。そういうことをめざしますか、僕は嫌です」と発言した。
また、4月にも自身のツイッターで、海外と比較しながら政府のコロナ対応を批判し続ける玉川氏に、「比較するときには前提条件を揃えなければならない。日本とオーストラリア、台湾を単純比較することは不可」とばっさりと斬った。
玉川氏への批判はコロナだけではない。経済面でも、11月25日の放送で「税金をもっと払いましょう、その代わり必ず返してもらいましょう」と主張するとともに、「その代わり、安心を得ましょう。っていうふうになれば、不安がないんだからためる必要がなくなる。そうなると、お金が出てくる、消費に向かう」などと主張したが、これに視聴者から多数の批判が寄せられる。
経済アナリストの森永康平氏も「増税すると消費が増えるあー、もうめちゃくちゃだよ」と自身のツイッターで呆れたかのような声を上げ、歌手・俳優の世良公則も「某コメンテーターが『消費に向かう』と増税推奨増税=消費増加。現状極めて苦しい経済状況だ。その上での増税とはコロナ禍で経済的に影響が無い方にはそう思えるのか。氏は財政破綻論を支持、しかし財務省HPには日米先進国等の自国通貨建て国債はデフォルトは無いと有る」と怒りを顕わにしている。
炎上芸で売っている感のある玉川氏は、番組出演者からも厳しい扱いを受けており、司会の羽鳥慎一アナウンサーが不快感を示すシーンや、玉川氏とバトルしている側の肩を持つことが多々見受けられる。11月9日の放送では「社会的孤立が犯罪を誘発している」というテーマで議論している際、羽鳥アナが突然「玉川さんもみんなと上手くやろうとしてない」と指摘し、玉川氏が激しく動揺する一幕があった。
羽鳥は冗談めかしていたが、その目は真剣そのものだったという声も。また、番組内でやり込められることもあった斎藤ちはるアナウンサーも、羽鳥のコメントに納得しているようだった。
『サンデーモーニング』(TBS系)の張本勲氏同様、炎上芸で注目を集めている感のある玉川氏だが、注目度の上昇とともに、批判の声も高まっている。張本氏が卒業した2022年、玉川氏の去就も騒がしくなってくるかもしれない。
記事の引用について
橋下徹ツイッター https://twitter.com/hashimoto_lo
森永康平ツイッター https://twitter.com/KoheiMorinaga
世良公則ツイッター https://twitter.com/MseraOfficial