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ベテラン芸人のコンビ仲復活の一方で、残念ながら解散してしまったコンビもいる。
3月31日に解散を発表したのはザブングルだ。2019年6月に闇営業へ参加していたとして謹慎処分を受け、同年9月1日から活動を再開させるも、その後の活動はうまくいかなかった。「悔しいです」のギャグで知られる加藤歩は「ザブングル加藤」として芸人を続けているが、相方の松尾陽介さんは芸能界を引退。現在は、お笑い芸人のセカンドキャリア創出支援などのビジネスを手がけている。
6月3日にはアジアンが解散を発表。もともとソロ活動が目立ち、実質的な活動休止状態が続いてきたが、正式に解散となった。隅田美保の演劇志向が強まった方向性の違いとされる。だが、その前には2015年の隅田の休業理由が「酒によるトチリ(遅刻)」であると、相方の馬場園梓にバラエティ番組で暴露されるなど、コンビ仲の悪さが窺えるエピソードもある。やはり続けるのは難しかったかもしれない。
8月17日には雨上がり決死隊も解散を報告。2019年に闇営業が発覚し、謹慎していた宮迫博之はYouTuber活動を開始。この行動が相方の蛍原徹に気持ちのズレを感じさせ、解散を切り出したとされる。さらに、冠番組『アメトーーク』(テレビ朝日系)仕立てのネット動画での解散報告も話題となった。
このほか、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「新春おもしろ荘」への出演経験もあるホタテーズも4月30日に解散を発表。ナミダバシは『M-1グランプリ2021』(朝日放送制作・テレビ朝日系)の決勝に残れず、12月3日に解散を表明。太朗のnoteでは「2021年の1月末の時点で『今年のM-1で決勝に行けなかったら解散』と、決めてました」と決意が語られている。
今年は、とりわけ知名度のあるコンビの解散が相次いだと言えそうだ。
記事内の引用について
太朗のnoteより https://note.com/tarononoteya