search
とじる
トップ > 社会 > 激高すると飛び出しがち? 国民民主党代表の玉木雄一郎氏は失言に注意が必要か

激高すると飛び出しがち? 国民民主党代表の玉木雄一郎氏は失言に注意が必要か

pic pic

玉木雄一郎氏

 このところ、野党の政治家として注目を集めているのが、国民民主党代表の玉木雄一郎氏だろう。公示前の8議席から11議席へ伸ばしたほか、立憲民主党と共産党と距離を置き、日本維新の会との連携を示唆するなど、野党内で存在感を高めている。その一方で気をつけなければいけないのが失言だろう。

 ​>>立憲・江田代表代行、NISAに課税「30%同じようにかけます」発言が大問題に? 国民・玉木代表も指摘<<​​​

 これまで少数野党にいたため、目立っていなかった失言がこれまで以上にクローズアップされる可能性もあるためだ。

 2020年6月に出演した『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)で、「GO TO」キャンペーンを巡って「お金のない人は旅行に行きません」などと発言。これに対し、「市民をバカにしているのか」と批判を集めてしまった。玉木氏はツイッターで「行かないではなく『行けない』もしくは『行く気になれない』です。ご不快に思われた方がおりましたら、お詫び申し上げます」と釈明しているが、やはり失言は取り消せないだろう。何より玉木氏は東京大学卒業、大蔵省・財務省官僚出身のエリートだけに、こうした発言は庶民への無理解として余計に批判を集めてしまいそうだ。

 玉木氏と言えば、普段は冷静沈着なイメージがあるが、激高した場合に失言が飛び出すことが多い。2018年4月に玉木氏は希望の党の代表として安倍晋三首相(肩書は当時)と国会内で党首討論へ挑んだ。この時、安倍氏に耳打ちを行う秘書官からヤジを飛ばされたと思い、「秘書官も飼い主に似るということか。国会をナメるなと言いたい。無茶苦茶」とツイッターで批判した。怒りのあまりに人間を動物に例えてしまい、物議を醸し出した。

 同年6月には、自民党について「古い価値観にとらわれたおっさん政党」と記者を前に発言し話題となった。批判のフレーズとしては鋭いように見えるが、「自民党は古いの固定観念に縛られすぎ」「国会議員の言葉ではない」といった批判を集めてしまった。

 これから野党再編のキーマンとしてさらに注目を集めそうなだけに、玉木氏には感情的な失言に注意してもらいたいものだ。

記事内の引用について
玉木雄一郎氏のツイッターより https://twitter.com/tamakiyuichiro/

関連記事

タグから探す


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ