第3話は、山守(木村佳乃)は、各界の超VIPが通う高級会員制サロン・悠源館を経営する黄月(国生さゆり)に次の狙いを定める。黄月は、悠源館で交わされた密約や談合といった情報を利用し、総理大臣の信用も得ている人物。山守は、黄木が隠し持つと言われる極秘情報が詰まった通称「Kファイル」を手に入れ、裏で糸を引く大山(渡部篤郎)をあぶり出そうと考え――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
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謎の組織かつダークヒーロー「アバランチ」が描かれている本作だが、第3話にして大山側に使っている車両が特定される事態に。また、大山が山守に接触し、「君か? アバランチを考えたのは」と直接問いただしてくるという場面もあった。
「しかし、第3話ではほかにも、前話でアバランチが事件の真相を暴くために行った誘拐事件の実行犯が3人であることや、回収した髪の毛から内1人が30代前後の女性であることも相手に知られてしまう始末。さらにシステム侵入履歴からハッキングに詳しい人物もいること、警察内部の情報が利用されていることから、アバランチが警察内にいることも大山らに知られてしまいました。早くも訪れることになったピンチに、ネットからは『脇甘過ぎじゃない?』『これだけ情報揃ってたら特定簡単だわ』『隙あり過ぎなんだけど…』『もうちょっと頑張って正体隠そう?』『素人でも特定できるんじゃない?』といったツッコミが殺到しています」(ドラマライター)
また、これまでにもこうした声は聞かれていたという。
「第1話、第2話では羽生(綾野剛)が裏であくどいことをしている人物を捕まえ、『あんたの罪がどう裁かれるべきかは、この動画を見ている全ての人間に委ねる』と動画の配信を行っていましたが、羽生は顔の輪郭がよく分かるクリアなマスクを着用。声も髪型すら変えておらず、特定できる要素が多々ある状態となっています。これにネット上からは『ガバガバすぎて集中できない』『警察が本気出したらすぐ分かりそう』『現実ならネットでも秒でアバランチ特定されてるだろうな』という声が集まっています」(同)
この正体ガバガバ演出は今後の伏線となっているのか、それとも――。