上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の3人がヒロインを務める朝ドラ通算105作目となる本作。第1回は、岡山にある和菓子店にヒロイン・橘安子が誕生。家族や職人に囲まれ幸せに暮らす安子は小学3年生に成長し――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
朝ドラ定番の元気なヒロインが登場した第1回だったが、実は視聴者からは濱田岳演じるヒロイン・安子の兄である算太に心配の声が集まっている。
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算太は実家の和菓子店を手伝いながらも、家業にはあまり興味もなく、やる気もなし。しかし、妹には優しいというキャラクターだったが――。
「しかし、第1回では、算太が職人を使って祖父・杵太郎(大和田伸也)にラジオをおねだり。即座に却下されたものの、同じくラジオをほしがっていた安子の元に、後日杵太郎からのプレゼントとしてラジオが置かれているという展開が描かれました。しかし、実はこれ、算太が近所の荒物店ら盗んだもの。杵太郎からのプレゼントと偽り、店でラジオを楽しもうという目論んでいたことが発覚しました。これにネットからは、『ひどいな』『トラブルメーカーじゃん』『ダメ父は朝ドラあるあるだけど、今回はダメ兄?』という声が聞かれました」(ドラマライター)
また、さらに視聴者の不快感を煽るシーンもあったという。
「事態が発覚し、荒物店の吉兵衛(堀部圭亮)の元に父・金太(甲本雅裕)と謝りに行っても、算太は自らは謝罪せず。吉兵衛から『れっきとした窃盗じゃ!』と叱られると、『あんたが店先につけっぱなしのラジオ置いていったから魔が差したんじゃな』と言い放つ始末でした。結局、杵太郎が荒物屋に大量の卵を贈ったことで事なきを得ましたが、ネットからは『クズかよ』『朝ドラ初回で窃盗ネタは最悪』『この兄やばすぎる』『今後、兄で観る気なくしそうだな』というブーイングが聞かれています」(同)
登場人物の倫理観の危なさで早くも苦言を集めてしまったようだった。