同作は「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」の同県・登米で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。百音は天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士をめざすが、ここ数週は百音と坂口演じる菅波の恋模様が描かれ、放送のたびにSNSなどで反響を呼んでいた。
>>朝ドラとして異例?『おかえりモネ』、好評の理由は「新しい」「甘酸っぱい」恋愛要素の少なさか<<
坂口が出演するとあって、番組の前から寄せられたメッセージは2834通、番組中に1850通、計4684通という大反響だった。
「朝ドラにはほぼ、視聴者が〝沼〟のようにハマる男性キャラが登場。鈴木亮平やディーン・フジオカも好演でそんなキャラになっていたが、今回は坂口。すでに売れているが、ファン層が拡大したことは間違いないだろう」(テレビ局関係者)
坂口といえば、これまで、朝ドラでヒロインを演じた女優の波瑠、高畑充希と交際。高畑とは高畑主演の朝ドラマ「とと姉ちゃん」での共演がきっかけで交際に発展。4年の交際でゴールインも近いかと思われたが、昨年末に破局してしまった。
発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、「モネ」で坂口は現場のムードメーカー的な存在。清原は主演の重圧からか、マネージャーにきつくあたるなど、ピリピリモードの時が多いが、坂口が現場にいるときは上機嫌。
演技の方向性を清原が監督と話していると、坂口も加わって助言をする姿もよく見られ、優しく導いてくれる坂口に清原も信頼を寄せているというのだ。
「所属事務所は小栗旬、綾野剛、田中圭に続き、主演クラスとして坂口を売り出したが、なかなか主演作が当たらない。とはいえ、すでに役者としての実績は十分で女優からの好感度も高いだけに、脇役の仕事もどんどん入れるように方向転換すべきでは」(芸能記者)
俳優としての転機を迎えたかもしれない。