女は1日午前8時頃、荒尾市役所の教育委員会棟を訪れると、持参した刃渡り約20センチの包丁を女子職員に突きつけた。この様子を見た別の職員が警察に通報し、駆けつけた警察官が暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで現行犯逮捕した。
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警察の取り調べに対し、女は「子どもの奨学金の前日の話し合いの内容に納得がいかなかった」「脅そうと思った」と容疑を認めているという。現状、前日にどのような話し合いが行われたのかは不明だが、状況を見ると、女が要求する金額を支払ってもらえないことに憤慨し、決定を覆そうと包丁を持ち出した可能性が高いものと見られる。このようなことをしても、話し合いの内容が変わるはずはないのだが。
なんとも凶暴かつ自己中心的な犯罪に、「脅したところで話し合いの内容が覆ることは絶対にない。むしろ逆効果でしょ」「話し合いに包丁はいらない。子どものことを考えるなら、粘り強く交渉するべきだった」「奨学金に不満なら、自分で稼げばいいのに。他力本願な姿勢だから、こういうことになる」「酷い犯罪。短絡的で暴力的。どうしようもないね」と怒りの声が上がる。
一方で、「行為は良くないけど、市役所の担当者がお金を出すことを渋り、失礼な態度を取ることはある」「市役所側もこういうことにならないよう、理解を得るまで話を聞く必要があったのではないか」「市役所も対応に問題がなかったのか、検証するべきだ」という指摘も出ていた。