男は5月末から7月上旬にかけ、網走市役所でワクチンを接種した高齢者に支給する2000円分の交通費助成券約50枚、10万円分を盗んだ疑いが持たれている。網走市役所の職員が助成券の枚数が足りないことから警察に通報。捜査を進めた結果、警備を担当していた61歳男の犯行である可能性が高まり、窃盗の疑いで逮捕した。
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警察の取り調べに対し、男は「やったことは間違いない」と容疑を認めている。市内の喫茶店で、男が盗んだ交通費助成券を知人に配っていた様子を目撃した住民が役所に通報し、事態が発覚。市が警察に相談し、男が捜査線上に浮かび上がった。動機は現在のところわかっていないが、警備員という立場を利用し犯行に及んでいた事実は、人々の信用を大きく裏切るものである。
男の犯罪に「警備をする立場の人間が盗みを働くなんて許せない。罪を重くするべきではないか」「3~4万人しかいない小さな所で堂々と受け渡しをしていたらバレるわ。色々と頭の足らない男だと思う」「初犯とは思えない。色々な場所で盗んでいたのではないか」「飲み屋などでも自慢気に話していたと聞いている。何か頭がおかしい人だったんだろう」などと行動に怒りや疑問の声が上がる。
また、「盗まれても気が付かない市役所もどうかと思う」「こんな杜撰な管理をしていることが信じられない。市税で賄っているんだよね?」「雇う時に身辺調査をしなかったの?」「こうやって税金がトブに捨てられているんだよね、全国で」と市側の管理体制を問題する声も上がっていた。