岸田氏は、総裁選の投開票が行われた29日夜にツイッターを更新し、「帰宅すると、妻の裕子がお好み焼きを作ってくれていました。インスタライブで私が、『妻の作ってくれるお好み焼きが大好きです』と言っていたからです」とつづり、妻の手作りお好み焼きの写真をアップ。
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岸田氏は広島出身ということもあり、お好み焼きは、豚肉やもやし、キャベツのほか、焼きそばや卵入りのもの。ソースもたっぷりとかかっており、岸田氏は妻お手製のお好み焼きに、「いつも最高に美味しいけど、今日は、一生忘れられない美味しさでした。ありがとう」と感謝をつづっていた。
このツイートに反応した1人が、自民党の大西宏幸衆議院議員(岸田派)。大阪出身の大西議員は岸田氏のツイートに対し、「今日はお疲れ様でした そしておめでとうございます」と労いつつ、「流石の広島焼き 美味しそう」と岸田氏のお好み焼きを「広島焼き」と呼称した。
しかし、広島県民にとって、広島風お好み焼きはあくまで「お好み焼き」。2016年9月には、NHKの「サラメシ」で広島のお好み焼きについて「広島焼き」とテロップを出し、抗議が集まったことも。
ネットからは大西議員に対し、「今後冷や飯不可避」「あーあ、干されるぞ」「これは戦争だ」「広島人に『広島焼き』は閑職に回されるわ。お覚悟を」「絶対言っちゃダメなやつ」といった冗談半分の指摘が集まる事態になった。
大西議員は指摘を受け、当該ツイートを削除し、30日朝に改めて岸田氏のツイートを引用リツイート。「お詫び 広島でのお好みと、大阪でのお好みは基本的な作り方も違うのに地域名を入れた事に心よりお詫びを申し上げます」と謝罪し、「広島文化も大阪文化も弥栄」とつづっていた。
この騒動に、ネットからは「日本平和すぎる」「総理と議員の火種がお好み焼き…」「日本人のお好み焼きへの思い入れ強すぎ!」といった面白がる声も多く集まっていた。
記事内の引用について
岸田文雄公式ツイッターより https://twitter.com/kishida230
大西宏幸公式ツイッターより https://twitter.com/onishi_hiroyuki