事の発端となったのは今年4月に阿蘇エリアを中心に広告代理業を行っている男性が、南阿蘇に新しいローカルヒーローを誕生させるとして始めたクラウドファンディング。結果、1カ月弱で目標額64万円を上回る約88万円の資金を集めることに成功していた。
>>映画監督がVチューバーを丸パクリ?「めちゃくちゃバカにしてる」謝罪なしの言い訳に批判集まる<<
しかしその後、8月になりそのローカルヒーロー「水ト炎ノ戦士ソルディア」のビジュアルが公開されると、一部ネット上で、カラーこそ異なっているものの、そのデザインが2019年9月~2020年8月にかけてテレビ朝日系で放映されていた『仮面ライダーゼロワン』に酷似していると物議に。さらにベルトについても『仮面ライダーアギト』のものとそっくりとの指摘が上がった。
これを受け14日になり、「水ト炎ノ戦士ソルディア」公式ツイッターは「ご指摘頂いている水ト炎ノ戦士ソルディア、ヒーロースーツについてのご報告です」とつづり、文書をアップ。その中で「ヒーロースーツ自体はクリエイターの方にオーダーにて制作していただいたもの」としつつ、「ヒーロースーツは仮面ライダーゼロワン、ベルトはアギトのものをベースに発注、制作をしております」と認めた。
また文書では「『色を変えたから良いのではないか』という甘い認識でございました」とし、謝罪。仮面ライダーシリーズの著作権を持つ東映側には、ヒーロースーツ完成後に「似すぎており著作権侵害の疑いがある場合は大変お手数ではございますが、ご一報いただけますと幸いです」というメールを送信したとのこと。まだ返信はないといい、「ご連絡があった場合、真摯に対応する所存です」とつづっていた。
しかし、この報告ツイートにネット上からは、「これでヒーロー名乗るのはダメ」「子どもたちのヒーローをニセモノで汚さないで」「クラファンまでしておいてこれはひどい」「東映に確認する順番が間違ってる」といった批判の声が相次いでいる。
すでに公演も行っているという「水ト炎ノ戦士ソルディア」。まだ波紋は広がりそうだ。
記事内の引用について
「水ト炎ノ戦士 ソルディア」公式ツイッターより
https://twitter.com/yOfE0t8kG7Tn6CO