警察によると、男は川崎市多摩区の路上で被害男性を見かける。そのまま自宅に戻ると、保管されていたスコップを持ち出し再度路上に向かい、「なぜマスクをしない」と言いながらスコップで男性を殴る、腕を噛むなどの暴行を加え、男性に軽傷を負わせた。
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2人に面識はなく、マスクをしていなかったことに憤り、スコップで殴ったというのが動機であるようだ。取り調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めている。現状、マスクは公共交通機関や商業施設などでは着用が呼びかけている状況だが、真夏では人の少ない路上などでは外すことも正当な行為である。男の主張や行為は的外れと言わざるを得ないだろう。
男の犯罪に、「マスク警察の究極系。まるで戦国時代の落ち武者狩りのよう」「長引くコロナで人々が余裕を無くしている。コロナも怖いけど、人の暴走も怖い」「こんな奴がいるなんて、コロナより怖いよ。マスクしてなかったら、スコップで殴られるんでしょ」と恐怖の声が相次ぐ。
また、「面識がない人間に噛み付いたら、コロナ感染のリスクが高まりますよね?」「マスクは飛沫感染を防ぐものだが、接触感染もあるということがわかっていない」「マスクをしろと言いながら自分も外して噛み付いている。行動が本末転倒すぎるね」「噛み付いたらダメでしょう」と、男が男性に噛み付いたことを疑問視する声も多かった。