事件が発生したのは4日午後2時過ぎ。滝川市のゲートボール場で、ゲートボールをプレーしていた74歳無職の男が70代女性の顔を殴る、倒して身体をスティックで抑え込むなどして全治一週間の怪我を負わせた疑い。男は傷害の疑いで逮捕された。
>>「治療方針に腹が立った」74歳男が42歳医師に暴行、転倒させ腕に怪我を負わせ逮捕<<
ゲートボールを楽しんでいた2人に何があったのか。警察によると、男は女性と以前からゲートボールを一緒にプレーしていたが、敗戦続きだったそうで、当日プレー中に女性が邪魔をしたと主張し、立腹。暴力行為に及んだという。どうやら「勝てない」ことにいらだち、「妨害された」と思い込み犯行に及んだというのが、真相のようだ。警察の取り調べに対し、男は容疑を認めている。
ゲートボールをきっかけにした暴行事件に、「ろくでもない老人が多い。ワクチンも打ったし、やりたい放題な気がする。結局、若者や中年がしわ寄せを受けているのでは」「北海道もコロナが蔓延しているのに、呑気にゲートボールをして喧嘩とは。呆れるよ」「全員がそうだとは言えないが、本当に常識がなく自己中心的な老人が増えた。こういう人々が医療機関を利用することで、働き盛り世代が待たされるのは許せない」と憤りの声が上がる。
また、「近所のゲートボール場でも老人が喧嘩をしている」「年齢を重ねると怒りの沸点が低くなる」などの指摘も出ていた。