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自称34歳ユーチューバー、自ら水難事故を偽装して書類送検 増水する川に子供用浮き輪で飛び込む

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画像はイメージです

 静岡県静岡市で、34歳の自称ユーチューバーの男が川に流された振りをして警察の業務を妨害したとして4日、書類送検された。

 男は7月3日、大雨の影響で増水していた静岡市葵区の藁科川で、シュノーケルと子ども用の浮き輪を身に着けた状態で自ら川に飛び込み、流されたように見せかける。通報を受け、警察が駆けつけるなどしたが、結局男は10分ほど流されたものの、自力で這い上がった。

 ​>>感染者を装い地下鉄で迷惑行為の動画拡散、コロナ禍で逮捕されたユーチューバーたち<<​​​

 その後、男が自ら川に飛び込んだことが発覚。軽犯罪法違反の疑いで書類送検された。取り調べに対し、男は自身がユーチューバーであることを明かし、「荒れている川に飛び込めばテレビに撮影され、自分の再生回数が稼げると思った」などと供述したという。

 ユーチューバーを自称する人間による再生回数を目的とした刑事事件や不祥事は、近年多数発生。世間を騒がせたケースでは、「へずまりゅう」を名乗る人物が、2020年5月、愛知県岡崎市内のスーパーマーケットで、精算する前に食料品を食べる、大阪府大阪市中央区の衣料品店で購入したTシャツが偽ブランドであると難癖をつけ、その動画をYouTubeに投稿するなど迷惑行為を繰り返し、窃盗や威力業務妨害罪で逮捕・起訴されている。この人物も再生回数のアップを狙い、犯罪に手を染めていた。

 相次ぐ再生回数の上昇を狙った犯罪に、「犯罪行為でも再生回数を稼げば収益が入るというシステムを改めるべきだ」「そろそろYouTube側も犯罪アカウントを即停止に追い込むなど対策をしたらどうか」「やる方も問題だが、面白がる方も問題。いい加減規制してほしい」と規制を訴える声が相次いでいる。

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