男は今年5月5日、伊勢崎市内の商業施設で中にいた女性の後ろ姿を撮影したとして、群馬県警から任意捜査を受けた。市教育委員会の調査に対し、容疑を認めているという。教育委員会は男の行為がわいせつ行為に該当するとして、4日付で懲戒免職処分に。また、監督責任として健康給食課長を訓告、教育部長と副部長を厳重注意とした。
盗撮をした男だが、この人物は同市総務部行政課長だった2019年にも、女子中学生の下半身を盗撮したとして逮捕され、不起訴処分となっていた。その際、教育委員会は停職3か月と課長補佐への降任処分としていた。
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甘い処分が第二の被害者を生んだと言わざるを得ない事件に、「公務員は本当に酷い。処分も甘いし、しょっちゅう性犯罪をして甘い裁定でのうのうと働いている。教育委員会の責任はどうなるのか」「一発アウトにしておけば、こういうことには、ならなかったんじゃないの?」「公務員はストレスが溜まるとか正当化しているけど、一般企業だって変わらない。本当に酷いと思う」と怒りの声が相次ぐ。
また、「この人物は何か忖度を受けるような地位にいる人物だったのでは」「縁故採用や地元の名士の息子など、おかしなパワーが働いたのでは」という声や、「教育委員会はどこも性犯罪に寛容」「教育委員会の人間たちもみんな性犯罪まがいの行動をしているような印象を受ける」という厳しい指摘も出た。