佐々木が16日の埼玉西武ライオンズ戦で先発登板し、5回被安打6、4失点で降板したニュースを紹介した『サンデーモーニング』。
VTR後、元千葉ロッテマリーンズ投手で野球解説者の黒木知宏氏は佐々木について、「160キロオーバーのピッチングをするピッチャーなので、その球速を出すようなボールを見たかったっていうのは、あったんですよね」と話す。
続けて、「ただ彼の凄さっていうのが、自分のボールを投げるバランスが非常に良くて、少し余力を残しながらでもしっかりとボールをコントロールが出来るんですよね。球速の速いピッチャーって意外とコントロールがバラけてしまうんですけど、佐々木投手はだいたい構えているところにくるんですよ。そして、低めに丁寧にボールを投げ分けることができるので、体が強くなって出力を出せて160キロを常時投げるような状況になるまで、少し時間がかかるかもしれないですけど、そうなった時、とんでもないピッチャーになるという風に思います」と熱く語る。
この話を聞いた関口は「私は素人ですけど、遅いな、もっと早く活躍しろよってこう、思うんですが。それぐらい時間がかかるの?」と質問。黒木氏は即座に否定する。関口は「焦っちゃいけないんだ。ハリさん、そうなんですか?」と水を向ける。
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張本氏も佐々木の能力とロッテの育成方針を評価しているようで、「全くその通りですね。私はロッテの球団にね、あっぱれをあげたいんですよ。大事に大事にね、故障したらどうしようもないから大事に大事に作っているから。どうでしょう、夏過ぎには出てくんじゃないの。本来の球がね」と黒木氏の意見を支持した。関口は「そうですか、期待しましょう」と話し、話題を次へと変えた。
関口の発言に、「素人とは言え、佐々木を腐すような発言。不愉快」「どうしてそんなに上から目線なんだろう」「酷すぎない?」と怒りの声が上がる。一方で、「最終的には納得しているし問題ない」「揚げ足を取るなよ。サンデーモーニングはいい番組だ」と擁護の声も出ていた。