ロシア・カルーガ州で28歳の男が、性的サービスを受けるため自宅に呼んだ24歳の性労働者の女性を、自身を満足させなかったとして自宅の窓から突き落としたと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『Latin Times』などが4月23日までに報じた。
報道によると、男は性的サービスを受けるため、女性を自宅マンションに呼んだという。男は女性に先に現金で支払いを済ませていた。男は性的サービスを受けると「あなたのスキルは僕を満足させなかった」などと言って、支払った額の半分を返金するよう要求した。男は不満を伝えた後、高さ25フィート(約7.6メートル)の自宅の窓から女性を突き落としたという。『The Daily Star』は女性が転落した現場の写真を掲載しているが、転落したと思われる窓は縦が大人の女性の頭から太ももくらいまでの長さで、横は大人の普通体型の女性がギリギリ通るくらいの幅と思われる。
女性の悲鳴を聞いて現場に駆け付けた近所の人が警察に通報。女性は救急隊によって病院に運ばれ、病院で右足と脊椎の骨折が確認されたが、幸い命に別状はなかった。その後、男は殺人未遂の容疑で警察に逮捕された。
警察の調べに対し、男は「支払った額の半額を返金するように女性に言ったら、女性は僕が渡した現金をつかんで僕の顔に投げつけてきた。女性の胸をたたいたら女性は偶然窓から転落した」と話し、殺意はなかったと主張しているという。今後も捜査は継続されるが、男は有罪判決を受けた場合、最大で15年の刑務所行きの刑が言い渡される可能性があるという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「スキルに満足しなかったからといって女性に手を出すのは間違っている。なんて器の小さい男なんだ」「理由がありえないし、満足できなかったと伝えるのも気持ち悪い」「胸を押しただけで“偶然”窓から落ちるなんてありえない。どれほど大きな窓なんだ」「スキルによって満足できたかどうかは男自身しか分からない。男はお金を払いたくなくて言いがかりをつけただけだろう」などの声が挙がっていた。
性労働者は密室でサービスすることが多く、リスクが伴うだろう。そのような状況を利用し相手に手を出す行為は、卑劣で許し難い犯行といえよう。
記事内の引用について
「Man 'threw sex worker out of window when she failed to please him with her skills'」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/man-threw-sex-worker-out-23963397
「Angry Russian Man Tosses Sex Worker Off 25Ft High Window After She Fails To Please Him」(Latin Times)より
https://www.latintimes.com/angry-russian-man-tosses-sex-worker-25ft-high-window-after-she-fails-please-him-469263