情報バラエティ番組なだけに、コロナ関連のニュースを多く扱う本番組。視聴者からの関心も多く集まっているが、それだけに出演者たちの不適切発言にも視聴者の目は厳しくなっている。4月18日放送回では、お笑いコンビ・ニューヨークの言動が猛批判を集めていた。
「この日、番組には日本医科大学特任教授の北村義浩氏がリモート出演し、新型コロナについて解説していきましたが、出演者たちが北村氏に質問する場面で話を振られたニューヨークの屋敷裕政は『先生、ファーストキスの年齢と場所はどこですか?』と質問。その後、相方の嶋佐和也も『先生、足のサイズは?』と質問していました。空気が読めないと言わざるを得ないふざけた質問にスタジオも一瞬凍りつき、視聴者からも『コロナの話題でボケなんていらない』『不快すぎた』といったクレームが相次いでいました」(芸能ライター)
また、同日放送回ではMCの和田アキ子の発言にも、不信感が集まっていた。
「この日、番組では都内にまん延防止等重点措置が適用され、飲食店が時短営業となってることを受け、若者の路上飲みが増加していることを報道。番組では週末の渋谷や上野で、道端に座り酒を飲む若者の写真を公開しました。これに和田は、路上の飲酒を禁止すべきだと提言。その上で、カメラに向かって、『若者よ! これから日本作っていく君らがしっかりせなアカンのよ。こんなことでは駄目です』と喝を入れていました。しかし、これにネットからは『ズレてる』『背負いたくないからちゃんとしないって人だって出ちゃうじゃん』『路上飲みしてる中年だっている』というブーイングが聞かれました」(同)
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そんな中、もっとも物議を醸したといえるのは、3月28日放送回での、お笑いタレントのカンニング竹山の事実誤認発言だった。
「番組の中で竹山は、小池百合子都知事が出演する新型コロナウイルス感染拡大を啓発するユーチューブ動画について、『(制作に)4.7億円かけてるんですよ!』『全部が全部じゃないけど、その内の1本に4.7億円の税金が掛かってるんですよ』と告発しました。その後、すぐに『4.7億円は、動画制作費ではなく、広告全体の経費でした』と訂正。その翌週にも番組から謝罪があったものの、都が抗議文を送付するなど大きな騒動に。すぐに訂正したとは言え、都を責める口調で事実誤認発言を放った竹山に多くの批判が寄せられていました」(同)
コロナで不適切発言続きの『アッコにおまかせ』。視聴者も多い番組だけに、失望の声もその分多く聞かれていた。