18日(現地時間17日)から、アメリカ・アリゾナ州でスプリングトレーニング(春季キャンプ)をスタートしているパドレス。同球団の公式ツイッターは24日、ダルビッシュのブルペン投球を横から見守る野茂氏を捉えた映像を投稿した。
ダルビッシュは同日、この投稿を引用リツイートした上で「ピッチングを野茂さんに見てもらうのも凄いことやけど、前後でも色々質問に答えてもらえるって普通に考えてありえないよなって思います」、「野茂さんの引き出しの多さにもビビってます」と投稿。現役時代に日米通算201勝を挙げた野茂氏から、投球に関するアドバイスを逐一もらえる現状は恵まれていると語った。
また、ダルビッシュはこの投稿の直後に「自分は野茂さんが近鉄時代、藤井寺球場でバリバリ投げている時、車で15分ぐらいのところに住んでいました」、「野茂さんがメジャーに行った時ぐらいに野球を始めましたが、まさかその25年後に同じユニフォーム着てアメリカにいるとは」とも投稿。野茂氏は1990~1994年にかけ近鉄でプレーしているが、その当時から自身にとっては身近な存在だったことを明かした。
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一連の投稿に返信する形で、ファンからは「野茂はストレートとフォークの2球種メインで活躍した投手だから、コースの投げ分けや走者がいる場合の配球など引き出しは凄そう」、「近鉄で背番号11だった野茂さんが、パドレスで背番号11のダルさんを見守っているのはなんかグッとくる」、「藤井寺球場懐かしい。昔は7回ごろから外野席が無料開放されてたから友達とよく行ってた」、「自分も当時藤井寺近くに住んでて、周りの人とよく野茂の話をしてた。だからダルさんも日々野茂さんの活躍を見聞きしてたのかな」といった反応が多数寄せられている。
カブスでプレーした昨季は「12登板・8勝3敗・防御率2.01」という成績を残しナ・リーグ最多勝に輝いたダルビッシュ。新天地で迎える今季、野茂氏のアドバイスを胸に昨季以上の活躍を見せることはできるだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu