男は10日午後11時20分頃、奈良市の郵便ポストに生卵を入れ、ポストと郵便物を汚したという。警察によると、付近では2020年1月以降8か所のポストで生卵やひき肉が入れられる被害が17件発生しており、今回逮捕された男の犯行である可能性が高いと見られている。
警察の取り調べに対し、男は黙秘しており、認否を明らかにしていない。今後、捜査が進められるものと思われるが、防犯カメラの映像などが存在することを考えると、少なくとも10日の事件については、犯人である可能性が高いと言わざるを得ない。
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理解し難い犯罪に、「郵便物を汚す行為は被害を受ける人が多いし、許せない犯罪。こういうことをする人間の神経がよくわからない」「ポストには進学就職の志望書類など、個人の人生を左右する書類が入っている。それを汚すのは許せない」「郵便ポストでハンバーグでも作るつもりだったのか」と憤りの声が相次ぐ。
また、「結局何がしたかったのかわからない。意味がわからない」「日本も随分擦れてしまった印象がある。ポストも含めて、性善説が通用しなくなっていると感じる」「マイナンバーカードを持っていないとポストの口が開けられないとか、そういうシステムが必要になってきている」との指摘も。
そして、「軽い犯罪ではない」「執行猶予を付けず、刑務所に入れてもらいたい」と厳しい刑罰を望む声も上がることになった。動機は不明だが、貴重な書類を汚した罪は重いと言わざるを得ない。