警察によると、女は11日午前8時過ぎ、北九州市八幡東区の県道で40代の男性が運転する乗用車に追突する事故を起こす。駆けつけた警官が飲酒の可能性を察知し検査を実施したところ、基準値の5倍を超えるアルコールを検出。酒気帯び運転で現行犯逮捕した。
警察の取り調べに対し、女は容疑を認め、「成人式の帰りだった」などと話しているという。この車には新成人の友人女性も乗っており、止めるなどしなかったようで、警察が事情を聞いているのことだ。新型コロナウイルス感染拡大で成人式が中止される地区もある中で、「新成人のために」と開催に尽力した関係者に泥を塗る行為と言わざるを得ないだろう。
それだけに、ネットユーザーからも「コロナ禍で酒を飲みに行くだけでも許せないのに、それで車に乗るなんて」「事前に飲み歩かないようアナウンスがあったはずなのに、自分は大丈夫だと感じて飲みに行き、捕まる。こんな状況ではコロナが収束するはずがない」「許せない行為」と怒りの声が上がる。
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また、北九州市の成人式は毎年荒れ気味ともいわれるだけに、「やっぱり感がある」「北九州と聞くとちょっと納得してしまう」「またかという感じがある」「基準値の5倍ということは、これが初めてではないと感じる。そういう地域なんだろうね」という声も。
さらに、「成人式ってそもそも必要なの?」「コロナもあるし、これを機になくしてもいいのでは?と、成人式の存在意義を問う声も出た。
コロナ禍で中止することもできる中、新成人のために開催された成人式。その直後に飲酒し、事故起こして逮捕されるのは、非常に残念であり、遺憾に思う人が多かった。