12.6福岡・福岡国際センター大会で、優勝決定戦での激突が決定した直後、デスペラードがヒロムを呼び込んだが、ヒロムは「こんなに早く、オマエにリベンジできるなんて、オレはうれしいよ!しかも!日本武道館だぜ!」と語り、さらに「なあ、エル・デスペラード、世界中にオレとオマエの“歴史”を見せてやろうぜ!」とデスペラードに呼びかけた。ファンは初優勝を狙うデスペラードを推す声が多いが、ヒロムはリーグ戦で敗れているだけに、ここで勝って来年1月の東京・東京ドーム大会で、IWGPジュニアヘビー級チャンピオン石森太二とのリターンマッチに駒を進めたいところ。ヒロムが優勝すれば、2年ぶり2度目の優勝。デスペラードは初優勝となる今回。果たして、最後にリングに立って、優勝トロフィーを手にするのは?新日ジュニア屈指の好カードが武道館で魅せてくれるだろう。
第4試合では、IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル二冠チャンピオン内藤哲也が、BUSHIとのタッグで、来年1.4東京ドーム大会で挑戦を受ける飯伏幸太、そして『スーパーJr.』で成長したマスター・ワトと対戦。第2試合では、オカダ・カズチカが棚橋弘至&トーア・ヘナーレとトリオを結成。1.4東京ドーム大会で対戦するウィル・オスプレイ、グレート-O-カーン&ジェフ・コブのTHE EMPIREメンバーと対戦。オーカーンは棚橋とのシングルを狙っている言動もあっただけに見逃せない試合となるが、今シリーズの棚橋は再び膝を破壊されており、コンディションに不安が残る。
今大会の結果を以って、1.4、1.5東京ドーム2連戦の対戦カードがほぼ出揃う見込みだ。
(どら増田)