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新日本IWGP二冠王者、内藤哲也が1.4は飯伏、1.5はジェイとの防衛戦を要求!

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内藤哲也

 新日本プロレスは8日、7日に開催されたビッグマッチ『POWER STRUGLLE』の結果を受けて、一夜明け会見を行った。同大会ではセミファイナルで、『G1クライマックス30』覇者で、東京ドーム大会(2021年1月4日、5日)のIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネタルダブル王座への挑戦権利証を保持している飯伏幸太が、ジェイ・ホワイトの反則3カウントにより負け、権利証が史上初めて移動する事件が発生。メインイベントでは同二冠王者、内藤哲也がEVILを退け、東京ドーム大会にチャンピオンとして出場することが決定。だが、試合後に現れたジェイは1.4ではなく、1.5ドーム大会での挑戦をアピール。納得のいかない飯伏は「まだ諦めない」とモヤっとした形で終わっている。

 会見ではまずジェイが登壇し、「1.4はリングに上がらない。1.5に挑戦する」と改めて1.5ドーム大会での挑戦を表明。

 ジェイの後を受けて登壇した内藤は「何年か前からこの新日本プロレスには権利証システムが存在するわけで、権利証システムがある以上は権利証保持者の意見は優先されるべきだと俺は思います。来年も新日本プロレスは1月4日、1月5日東京ドーム2連戦を開催するわけで、権利証保持者の挑戦が4日であろうと5日であろうと大して変わらないでしょう。なので、権利証保持者のジェイ・ホワイトの希望通り、彼の挑戦は5日に決定でいいんじゃないでしょうか?」とジェイの意向通り、1.5ドームで挑戦を受けることを受諾した。

 しかし、「ただ、2日間開催されるなら俺は2日間とも試合がしたいな。2日間ともメインイベントでタイトルマッチがしたいな。なので、1月4日は俺が指名する選手と防衛戦をやらせてもらいますよ。ジェイ・ホワイトの希望通り、ジェイ・ホワイトの挑戦は1月5日で決定なわけだから、彼も文句はないでしょう。2日間連続でのタイトルマッチ、身体はしんどいでしょうね。しんどいと思いますよ。でも、今の俺はいましか見せることができないんでね。やっぱ、俺は2日間ともタイトルマッチを行いたい。いや、行いますよ」と1.4ドームでも防衛戦を行う意向を明らかにする。

 「1月4日……俺の指名する対戦相手は……飯伏幸太。確かに彼は昨日、権利証を懸けたジェイ・ホワイトとのシングルマッチに敗れ、権利証を失った。そんな彼に東京ドームで俺とタイトルマッチを闘う資格はないでしょう。ないと思いますよ。でも、俺も参加していた『G1クライマックス』に優勝し、連覇を達成した姿を見て、俺は悔しかったっすね。悔しかったよ。そんな悔しい気持ちを抱いたまま、1月5日東京ドーム大会のメインイベント、ジェイ・ホワイトの前に立つのは俺自身納得がいかないなと。1月4日、飯伏を倒して上で、1月5日、ジェイ・ホワイトの前に立っても遅くはないでしょう。だって、今一番対戦したい相手は、ジェイ・ホワイトには申し訳ないけど、飯伏幸太なんでね。だから、1月4日は飯伏幸太とのシングルマッチを俺は希望しますよ。どうですか?俺の意見どうですか?」と飯伏幸太戦をアピール。

 「ただし、新日本プロレスには慎重に判断していただきたい。もし、この俺の希望が通ってしまったら、『権利証システムっていったい何だったの?』、『来年以降、こんなんじゃ権利証なんていらないじゃん』っていう話になってきてしまうからね。だからこそ、新日本プロレスには慎重に、そして早急に結論を出していただきたいなと思いますよ。まあでもさ、たまには俺の意見を聞いてくれてもいいでしょ?ねえ?こんな毎回毎回、俺の意見を無視されるようだとさ、もしかしたら俺、1月4日、1月5日の東京ドーム大会、ボイコットしちゃうかもよ。だって、俺の入ってるユニットの名前知ってる?ロス・インゴベルナブレス……おわかりですか?このスペイン語の意味をよく理解した上で判断していただきたいと思います」と後は会社の判断に任せるとした。

 これを受けて、菅林直樹会長は「東京ドーム大会の第1弾カード発表をさせて頂く予定でしたが、昨日の試合結果を受け、慎重に協議し、改めて発表させて頂きます」と協議することを約束。内藤の発言により、飯伏の希望が高まったのは間違いない。

(どら増田)

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