>>松岡茉優も「無理しないで」 三浦春馬さん遺作『カネ恋』に「ラブコメなのに泣ける」の声<<
第2話は、玲子(松岡茉優)は慶太(三浦春馬)の“ほころび”を繕うために、仕事も私生活でもおカネの使い方を徹底的にチェックするも、あまりにもかけ離れた価値観でなかなか噛み合わない。そんな中、慶太は元カノのまりあ(星蘭ひとみ)の婚約相手・山鹿(梶裕貴)が、父で社長の富彦(草刈正雄)に会社の赤字事業である「わくわくスポーツランド」のリニューアルを提案していることを知り、対抗心が芽生え――というストーリーが描かれた。
全4話で描かれる本作。今話も三浦春馬さん演じる慶太の魅力が垣間見れるシーンが多々あり、反響を集めている。
「浪費家の御曹司で、誰にでも馴れ馴れしい半面、人懐っこく、周囲の人を困らせながらも多くの人に愛され、甘やかされている慶太。第1話では、その甘えっぷりで女性ファンを虜にしていましたが、第2話では、早乙女(三浦翔平)に貢ぎまくる玲子を心配してテニスコンペを開いたり、おせっかいから玲子の怒りを買い、仲直りするために玲子が気に入っていた猿の小皿を探すも見つからず、自分で絵付けして代替品をプレゼントしようとするという、思いやりのある姿が多く描かれました。また、テニスコンペでは、まりあがお弁当を作ってきたのにも関わらず、それに気づかずにケータリングを呼んだまりあの婚約者・山鹿の裏で、まりあの弁当を食べるシーンもあり、視聴者からは、『いい人すぎる…』『こんなに優しい人、浪費家だからって理由だけで振るかなあ』『お金の使い方は雑だけど、ちゃんと人と向き合ってるところに好感しかない』といった声が殺到。その裏では、『この作品ちゃんと見たかった…』『あと2話しかないなんて悲しすぎる』と人気が高まっているからこそ、惜しむ声も多く寄せられているようです」(ドラマライター)
一方で、視聴者からは疑問の声が集まっているのは主人公の玲子。
「倹約家で質素な生活を好む一方、早乙女に貢ぎまくっているという一貫性のない人物となってしまっている玲子ですが、今話では、パン屋で6個入りのポンデケージョを購入し、半分はイートインで食べ、半分は持ち帰るため、消費税を別々で計算するよう店員にごねる場面も。店員から『持ち帰り用の8%にしておきますのでこっそりイートインで食べてもいいですよ』と提案されても、『それだと脱税になってしまわないか?』と食い下がる始末。視聴者からは『じゃあ10%で払いなよ…』『浪費家より人に迷惑掛けるケチの方が嫌だわ』といった声が聞かれ、大きく好感度を落としていました」(同)
慶太が人気を博している一方、肝心な主人公の玲子は視聴者の共感をまったく受け付けず、物議を醸してしまっているようだ。