今月15日に放送された、出演したNHKのドラマ「太陽の子」の世帯平均視聴率は10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。
三浦さんのほか、柳楽優弥、有村架純らが戦争に翻弄された若者たちを熱演。ドラマの最後に、「三浦春馬さんは7月18日にお亡くなりになりました 謹んで追悼の意を表します」と追悼テロップが放送された。
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「三浦さんの死後、所属事務所・アミューズが、三浦さんの『お別れの会』を開催するまでの間、ファンのメッセージを預かる特設サイトを開設し、続々と追悼メッセージが寄せられている。城田優、三浦翔平、神木隆之介ら親交のあった俳優仲間も続々とSNSで追悼。各映像作品や舞台・ミュージカルでの好演が再注目され、高い評価を受けている」(芸能記者)
遺作曲となってしまったセカンドシングル「Night Diver」は、当初の予定通り今月26日に発売。同曲は先行配信され、配信翌日から「オリコンデジタルシングル(単曲)デイリーランキング」で5日連続1位につけており、どこまで売り上げを伸ばすかが注目される。
そして、三浦さんが亡くなる前日まで撮影していたTBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」が9月15日にスタート。
ドラマは、女優・松岡茉優の主演で、三浦さんは松岡演じるヒロインと同居するおもちゃメーカーの御曹司役だったが、代役を立てずに脚本を変更。当初は9月~10月に全8話を予定していたが、全4話に短縮し放送されることになった。
発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、三浦さんは亡くなる前日も夜十時過ぎまで撮影。主演の松岡は役柄を突き詰めて作っていくタイプで、「ここのシーンは違うと思う。私はこういう芝居をやっていきたい」と台本や演出方法についてスタッフや三浦さんの前で話していたという。
そこで三浦さんの意見も聞いたところ、「彼女がやりやすいようにやりましょう。僕はそれに合わせて演じていきます」。それが、スタッフが聞いた三浦さんの“最後の言葉”だったというのだ。
映像作品としての遺作での三浦さんの演技が注目される。