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「葬儀代が高くて」68歳男性、93歳母親を死後10日放置した動機が判明、驚き広がる

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画像はイメージです

 北海道旭川市で、68歳のアルバイト従業員が自宅に死亡した93歳の母親を放置した事件で、新たにその動機が判明。その内容に驚きの声が相次いでいる。

 事件が発生したのは8月26日。北海道旭川市のアルバイト男性が自宅のアパートで93歳の女性が死んでいるにもかかわらず、約10日間放置したとして、死体遺棄の疑いで逮捕された。その後の調べで、死因は老衰で、この女性が男の母親だったことが判明する。

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 既に警察は男を逮捕・送検しているが、今回新たに放置した理由について、「葬儀代が高くてどうしたら良いのかと思った」と話していることが発覚。母親が死んだにもかかわらず、葬儀代が払えないことを理由に放置した可能性が高いことが判明した。

 供述が事実だとすればなんともやりきれない事件だけに、「行動はよくないけれど、葬儀代が高すぎるのはわかる。葬儀に加え、僧侶などにも法外な金を支払わねばならない。生活が困窮していたら無理だよね」「何をやるにも金のかかる国。これでいいのか考えてもらいたい」「人の死で稼いでいる人がいるのもおかしな話。なんとかならないものか」と男に同情的な声が上がる。

 一方で、「相談窓口など、誰かに相談することもできたはず。放置するのはやっぱりおかしい」「安くする手立てはあったのではないか。死体と一緒に暮らす神経はやはり信じられない」「ネットで調べればいくらでも方法はあったのでは?」という批判も。また、「国や地方自治体がなんとかするべきだ」「なんのために税金を長年払い続けきたのか。それくらい国がサポートしたらどうだ」と国や地方自治体の責任を問う声も出た。

 生活が困窮している世帯に死者が出た場合、葬儀費用が捻出できないという事態は当然発生する。その場合どうするべきなのか、どのような手立てがあるのかなどを、国は明確にするべきだろう。

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