逮捕された女は16日午後2時過ぎ、60代の母親に荷造り用に使用するビニールテープを首や手に巻きつけ、絞殺しようとした。母親は命に別状なく、女は自責の念に駆られたのか、自ら通報し自首。殺人未遂容疑で逮捕された。
女は4月に新型コロナウイルス感染のリスクを考え、東京から北海道の実家に戻り母親と暮らしていたとのこと。動機については、警察の取り調べに対し、「実家にWi-Fi環境がなくつけるように頼んだがつけてくれない」「母親はお金が大事で私のことを何も考えていない」「殺そうと思った。日頃の鬱憤が溜まっていた」などと話しているという。警察は今後女の責任能力も含め、調べを進める方針だ。
このなんとも不可解なニュースに、「モバイルルーターを買えばすぐになんとかなる。自分で購入する発想がなかったのか…」「母親に要求ばかりしていて、自立心が感じられない。精神の病気を抱えていたのかもしれないけど…」「いわゆるニート。東京にいた時も、母親から援助してもらっていたのでは?」と逮捕された女に厳しい声が上がる。
また、「母親は断固として反対した。素晴らしい対応」「甘やかしてもいいことはない。しかも31歳。当然の対応でしょう」と対応を称賛する声がある一方、「甘やかした結果がこうなった。今さら厳しく出ても遅い」「母親にも原因があると思う」と責任を指摘する声も出た。
女がどういう精神状態だったのかなど、詳しいことは現在わかっていないが、「実の娘から殺されかけた」ことは、母親としてショックだったことだけは間違いない。母と娘、両者ともに心に傷を負ったであろう今回の事件。2人の今後が心配だ。