海外ニュースサイト『MEAWW』は8月29日、母親に酒代を無心して断られたことに腹を立てた男が、母親を殺害して逮捕されたと報じた。
同記事によると8月27日、インド・チャッティスガル州に住むアルコール依存症の32歳の男は、50歳の母親に酒代をせびったという。母親と二人暮らしだった男は、これまでにもたびたび母親から酒代をもらっていたといい、酒に酔って帰宅し、酒代をめぐり口論となった母親に暴力を振るうこともあったそうだ。男が仕事を持つなどして定期的な収入を得ていたのか、記事に情報はない。
母親はこの日、男に「もうこれ以上酒代を渡せない」と言ったという。それを聞いて激怒した男は、斧を手に母親に襲い掛かり、母親を殺害。その後、男は、斧で母親の頭蓋骨を叩き割って脳みそを取り出し、食べてしまおうとフライパンで焼いていたという。その現場を、たまたま母親に会うため家を訪れた男の弟の妻が目撃。男は、一目散に現場から逃走したそうだ。
義妹から通報を受け、男の行方を追っていた警察は、事件の翌日、血まみれの服を着て現場近くに潜んでいた男を発見。職務質問された男は母親の殺害を認め、その場で逮捕されたという。
このニュースが世界に広がると、ネットでは「息子に飲み代を渡し続けた挙句、こんな残虐な殺され方をした母親はうかばれない」などと母親に同情する声とともに、「脳みそを食べようとするなんて、そんなおぞましい行為は悪魔の所業としか言いようがない」「男が脳みそを焼いている現場を目撃した義妹はトラウマになりそう」などと驚く投稿があふれていた。
朝日新聞などが運営する事典サイト「コトバンク」によると、人間が人間を食うことを「カニバリズム」というそうだ。飢饉などの極限状態や、特殊な反社会的、病的な行為、または愛の極限において、人間が人間を食うことがあるのは広く知られている。しかし狭義には、その社会の中で宗教的儀礼などとして容認された食人の慣習を指すという。
別れた恋人を殺害し脳みそを食べ、カニバリズムを実行した男が海外にいる。
海外ニュースサイト『myfox8』は、元恋人を殺害し遺体の一部を食べた男が逮捕、起訴されたと2014年9月16日に報じた。
同記事によると同月、米・インディアナ州に住む当時33歳の男は、当時46歳だった元恋人をナイフで数回刺して殺害したとして逮捕された。
事件当日、女性が職場に出勤しないことを心配した同僚から通報を受けた警察が女性宅を訪問し、浴室で頭蓋骨が損傷し胸部が大きく切開された女性の遺体を発見。女性宅にいた手に切り傷のある男に職務質問したところ、男が女性の殺害を認めたため、警察は男を逮捕したそうだ。
警察は現場から遺体の切断に使用したとみられる血まみれの電気のこぎりを押収。台所のガスコンロの上には血の付いたトングとフライパンが置かれていたという。
警察によると男は、刺殺した女性の頭蓋骨を電動のこぎりで切断して脳みそを取り出し、その一部を生のまま調理して食べたほか、心臓と肺の一部も取り出して食べたと供述したようだ。逮捕から4日後、男は殺人や死体損壊など罪で起訴されたという。なお、その後男は裁判にかけられ、9月2日現在、裁判は継続中だという。
殺害した上、故人の尊厳を踏みにじる、何とも残忍な犯行である。
記事内の引用について
Man kills mother, extracts and fries her brains in a pan because she refused to give him money to buy alcohol
https://meaww.com/man-accused-killing-mother-frying-brains-pan-because-she-refused-give-money-buy-alcohol
Man accused of eating murdered ex-girlfriend’s brain, heart
https://myfox8.com/2014/09/16/man-accused-of-eating-murdered-girlfriends-brain-heart/
カニバリズムとは - コトバンク https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0-45871