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【放送事故伝説】ご当地キャラ禁断の「中身」が飛び出た!?

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ふなっしー

 「仮面ライダー」や「ウルトラマン」「ふなっしー」をはじめとするキャラクターの着ぐるみが絶対に犯してはならないミスは、いわゆる「中身バレ」だ。
 「中身バレ」の中でも特に有名なのが、2012年に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『ガチガセ』(2012~13年)の企画「ご当地キャラ相撲対決」で起こったハプニングである。

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 「ご当地キャラ相撲対決」はその名の通り、ご当地キャラ(ゆるキャラ)が相撲で勝負するもの。当時、チャンピオンとして愛媛県今治市のキャラクター「バリィさん」が君臨していた。
 そんなバリィさんに勝負を挑んだのが東京都国分寺市の非公式キャラクター「にしこくん」だった。

 にしこくんは、国分寺跡から発掘されたという「あぶみ瓦」をモチーフにしたキャラクター。下半身は人間のように細く俊敏な一方、腕は生えておらず、何かにぶつかると転びやすい、相撲には適さないキャラクターであった。

 対するバリィさんは丸々と太った鳥のキャラクターで、「バリィアタック」という押し出し技を持ち、体格差も歴然としていた。にしこくんは、ひるむことなくバリィさんに突撃。だが「バリィアタック」の衝撃は激しく、にしこくんはあえなく吹っ飛ばされてしまった。

 そしてその際、にしこくんの上半身がスポッと取れてしまい、「中身」が丸見えになってしまったのだ。
 当然、にしこくんにはモザイク処理が施されたのだが、思わぬ形で中身とご対面してしまった周囲は大慌て。この模様はネットでも話題になり「にしこくんの中身が丸見えになった」「にしこくんの生首が飛んだ」と大いに盛り上がった。

 「ご当地キャラ」が世間に浸透した現代ならまずカットされそうなシーンであるが、本事件は「ふなっしーブーム」の直前。テレビも「ご当地キャラ」とどうやって付き合っていけばいいか分からなかった時代でもあり、対応にはさぞかし困ったことだろう。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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