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【放送事故伝説】『王様のブランチ』最悪の事故!?「2008年流血事件」とは?

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泉ピン子

 複数の女性との不倫問題で活動自粛中のアンジャッシュ渡部建。
 この騒動で、もっとも影響を受けたと思われる番組が、毎週土曜日に渡部が総合司会を務めているTBS系の『王様のブランチ』ではないかと思われる。

 ​>>【放送事故伝説】生放送中に出演者が殴られる寸前に!?恐怖のハプニング<<​​​

 代理は今のところ立てておらず、現在はレギュラーメンバーで番組を盛り立てている。
 『王様のブランチ』は毎週9時30分~14時00分までの4時間半もの長時間の生放送ゆえに、過去には重大な放送事故も数多く記録されているのだが、もっとも大規模な事故と言えるのが、2008年に発生した『カンフーくん流血事故』ではないだろうか。

 この事件が発生したのは2008年3月29日。『王様のブランチ』には、この春上映の『カンフー君』の宣伝のため、主演の「カンフー君」こと張壮(チャン・チュワン)および助演の泉ピン子がスタジオに登場した。

 カンフー君が登場する際は、映画さながらの演武のパフォーマンスが行われ、カンフー君は模造刀を持った大人3人と1分間に渡り、演武を行った。
 最後に決めポーズを行い演武は終了となり、泉も「よくやったな!」と迎えにやってきた。

 だが、この時カンフー君の身に異変が……。泉がカンフー君の頭を撫でると、手には赤い血がべっとりと付着していた。
 どうやら、カンフー君は演武の最中に頭を切ってしまったようだった。

 異変に気が付いた泉は「大丈夫か?」と励まし、「これくらいの傷はね!チャン・チュワン頑張るよ!」とフォローするが、カンフー君の頭からはダラダラとおびただしい量の血が流れ出していた。これには、当時司会だった谷原章介と優香も「本当に大丈夫ですか?」と狼狽えるばかりであった。
ハプニングに気が付いた泉が映画の見どころを話し、周囲の注目を自分にひきつけ、その間にカンフー君は関係者に連れられ、スタジオから退場するシーンが放送された。

 なお、カンフー君だが、結構な大事故だったのにも関わらず、翌日の初日舞台挨拶には、泉と共に元気な姿で出席。元気な姿を見せていた。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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