問題となっているのは、2日に精神科医のツイッターユーザーが自身のアカウントにアップしたスクリーンショット。LINEヘルスケアでの患者とある医師とのやりとりが記録されており、患者からの相談に対し、医師が「リスカやODで発散するのは低レベル、なんだそうです」と回答。これに患者が戸惑ったように、「レベル…とは?言葉にした方が、自傷するよりも発散できるということですか?」と返すと、医師は「言葉にできないやつはガキンチョだということですよ」「診断なんかいくらでも付けられますよ。よくいる世間知らずの10代の女の子です」と記していた。
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さらに、その後も「生きてる価値がないというのは正解なんでしょうねえ、深く考えすぎると結論としては、死ぬのが正解となりますし、たぶん正解なんでしょう」と、メンタルケアの相談に対する回答として相応しくない言葉がつづられいた。このスクリーンショットをアップした精神科医は、その患者からツイッターを通じて相談されたといい、ツイートで怒りをにじませていた。
この医師の告発にネットからは、「なんで相談している人にこんな言葉が出てくるんだろう…」「本当に医療従事者か疑うレベル」「患者を見下して追い詰めて優越感に浸るのが目的でやってるとしか思えない」という声が上がっていたが、そんな中、LINEヘルスケアの公式ツイッターは、同日夜に自身の公式ツイッター上で「この度、LINEヘルスケアに登録している医師1名において、お客様に対して、利用規約違反の行為が確認されました」と報告し、謝罪。「当該医師につきましては、本日より利用停止とし、今後しかるべき措置を講じてまいります」としていたが、「問題起こしたやつを排除して満足してるだけ」「この不適切な言葉を使った医師は自ら名乗り出て謝罪しないのでしょうか?」といった疑問の声も寄せられている。
また、医師を名乗るネットユーザーからは、登録している医師の信頼性などを問題視する声も上がっている。果たして、ユーザーが納得する体制に改善されることはあるのだろうか――。
記事内の引用について
LINEヘルスケア公式ツイッターより https://twitter.com/LINE_healthcare