自宅で仕事をする人も増えているが、勤務体系が変わったことで、これまで隠していた綻びが出て、不倫がバレるケースがあるという。
「外出自粛前は、偽の出張を入れて毎週のように不倫相手と旅行に行っていましたが、外出自粛後は出張の嘘はつけず、これまでのように不倫相手と会えない時間が続きました。なんとかLINEで連絡を取り合うなどして、『寂しい』と言う不倫相手をなだめていたのですが、ある時、会えないことに痺れを切らした不倫相手が、自宅に手紙を送ってきたんです。私宛だったのですが、可愛らしいピンクの封筒に入っていて、見るからにラブレターだったので、怪しんだ妻が開封。手紙には私への気持ちとともに、これまでの旅先の思い出も綴られていて、全てがバレて修羅場になりました」(50代男性)
妻の勘は、ちょっとしたことでも働くようだ。
「取引先の担当の子と不倫をしていたのですが、その子とテレビ会議をする時だけ、いつも以上に身だしなみに気をつけていたんですね。そんな私のことを怪しんだ妻が、かなりの剣幕で問いただしてきたので、結局本当のことを言わざるを得ず、不倫がバレました。仕事は書斎で一人でしていましたが、妻によるとテレビ会議の声が外に漏れていて、身だしなみに気をつけていた日のテレビ会議の声は、デレデレしていたそうです」(30代男性)
また、新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけで、家族との向き合い方が変わり、不倫が明るみになったパターンもあるようだ。
「コロナのニュースが流れるたびに不安になり、自分にとって本当に大切なものは家族だと気づきました。不倫をしていたことを後悔し、不倫相手に別れを切り出したのですが、外出自粛中ということもあり、LINEで別れを一方的に伝えたんです。しかし、1年ほど関係が続いていたので、不倫相手がその扱いにキレ、1日に何度も僕の携帯に電話をしてきました。電話が鳴り止まないので、妻が不審に思い、自分の罪悪感もあったことから不倫を打ち明けることに。もちろん許してはもらえず、今、家で非常に気まずい日々を過ごしています」(30代男性)
外出自粛により、不倫が明るみになった人は少なくはないようだ。