懲戒免職処分を受けた運転手は今年5月、LINEでやりとしていた無免許で未成年の「バス愛好家」2人にから懇願され、バスの方向転換に使われている「岡田車庫跡地」で2回運転をさせていた。さらに、4月にも別の回転場で2人にドアの開閉などを行わせたという。
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運転手は事情聴取に対し、事実を認め、「軽い気持ちで運転させていた」などと話す。仙台市交通局も、当初は場所が公道ではないため、「法律上の問題はない」「再発防止を努めるよう指導した」とコメントしていると報じられ、「処分は検討中」とされていた。
ところが1日になり、この運転手が2人を無賃乗車させたほか、事情聴取に虚偽の説明をしたこともあったとして、懲戒免職処分としたと発表。運転をした2人の未成年者は、LINEのやり取りのみの関係で、住所も氏名もわからない状態とのこと。
このニュースに、「許されないことではないけど、懲戒免職処分は重すぎるのでは」「公道じゃなかったんだし、もう少し寛大な措置でもいいのではないか」「違法ではないんだし、懲戒免職処分は重い。国会議員とか、辞めようとしない人物もいるのに」「トカゲの尻尾切りでいいのか」と処分に同情的な声が上がる。
一方で、「暴走すれば大事故に繋がる可能性もあった。処分は妥当」「どんな理由があろうと、無免許で未成年の人間に運転させるのは、職務上まずい」「不適切であることに変わりはない」と厳しい声も出た。
懲戒免職処分を受けた運転手は24歳で、まだまだやり直しの利く年齢。この経験を教訓とし、次の職場で真面目に勤務してもらいたい。