中国・江蘇(こうそ)省で、若い女性が酔っ払い、自宅マンションの8階の窓から落下したと、海外ニュースサイト『Shanghaiist』が5月25日に報じた。
同記事によると、女性は自宅で泥酔し、窓から身を乗り出したという。女性は身を乗り出した際、バランスを崩して窓から落ちた。女性は窓から落ちたが、窓の下に物干し竿があり、足が物干し竿に引っ掛かって、宙吊りの状態になったそうだ。窓に柵などは付けられていなかった。中国のマンションでは、洗濯物を干すため、自宅の窓の下に物干し竿を設置している家が多いという。
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女性が宙吊りになっていることをなんらかの形で知った隣人が、マンションの管理会社に電話し、女性宅の鍵を開けるようにお願いした。鍵が開けられると、隣人は女性が宙吊りになっている窓の、隣の窓から、身を乗り出し、女性の下半身を引っ張って女性を救出したそうだ。女性が窓から落下してから救出されるまでどれくらいの時間が掛かったのかは分かっていない。また、女性に怪我がないかどうかも不明である。
同記事は、女性が救出されるまでの動画の一部を公開しているが、女性が宙吊りになっている窓の下には、ステンレス製と思われる物干し竿が、3本、10センチほどの間隔で並んでかかっている。そのうちの窓に近い側の2本に女性の曲げた膝が引っ掛かり、女性の体の全面が外を向いた状態で、逆立ちをするような格好で宙吊りになった。女性の足が引っ掛かって、物干し竿は折れ曲がっている。女性は体を動かすなどせず、焦っている様子はない。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「物干し竿に足が引っ掛かって助かるなんて奇跡。隣人の行動も素晴らしい」「酔っぱらうと外の空気が吸いたくなるし、気持ちは分からなくもない。私も飲み過ぎると変なことをするから気をつけたい」「高層階なのに窓に柵がないのは怖い」などの声が挙がっていた。
海外には、酔っ払って窓から転落するも、物干し竿によって一命を取りとめた人が他にもいる。
中国で、20代の女性が酔っ払い、マンションの上階にある自宅の窓から落下するも、物干し竿に体が引っ掛かり助かったと、海外ニュースサイト『The Independent』が2014年5月に報じた。同記事によると、女性は酔っ払って窓から足を踏み外し、窓の下にあった物干し竿に引っ掛かった状態で宙吊りになったという。
女性は3本ある物干し竿のうちの1本に腰掛けるような形で引っ掛かり、残りの2本の物干し竿にしがみ付いた状態だった。女性が宙吊りになっていることに気づいた通行人が救急隊に通報し、複数人の救急隊が現場に駆けつけた。救急隊は女性の腕の力が尽きて落下しそうな瞬間に、女性を抱き上げ、女性を救出。幸いにも女性は無事だった。
飲みすぎて窓から落下することは稀かもしれないが、お酒の失敗には気を付けたいものだ。
記事内の引用について
「Drunk woman falls out 8th floor window, gets saved by clothes rack」(Shanghaiist)より
http://shanghaiist.com/2020/05/25/drunk-woman-falls-out-8th-floor-window-gets-saved-by-clothes-rack/?fbclid=IwAR2Ox9m9k6M88kN0TrrzFeCaAufiwUPMHlJN5kFM0TqRYpUnzJP9KaMiIt0
「Rescuers catch drunk woman split-second before fall from clothes hanger several floors up」(The Independent)より
https://www.independent.ie/incoming/rescuers-catch-drunk-woman-split-second-before-fall-from-clothes-hanger-several-floors-up-30235318.html