吉村知事は5月12日に、松井一郎大阪市長とメンションを交わした。吉村知事の出した医療従事者へ直筆メッセージ付きのクオカードを配るアイデアに、松井市長はクオカードの寄付の申し出はすべて大阪府へ誘導していると連携ぶりをアピール。政府と異なる動きを出す吉村知事にエールを送るように、松井市長は「困った時は、西村(康稔)大臣に相談やで!」と書き込み、吉村知事が「ケンカになったら、ケツ拭いて下さいよ」と返す場面が見られた。
だが、くだけた言葉のやりとりに、ネット上では「なんだか、こういうノリは苦手」「いい年したおじさん同士が馴れ合ってどうするの。なんかキモい」「パフォーマンスにしか見えない。直接やりとりしたらどうなの」といった声が、女性を中心に広まっている。
吉村知事は13日には、国民民主党の玉木雄一郎代表とも、コロナ追跡システムに関してメンションを交わしている。ITテクノロジーも駆使しながら、臨機応変にコロナ対策を進めていると言える。吉村知事の評価は爆アゲ中と言えるが、知事に絡もうとする人間が数多くいることに、「なんか人気に群がろうとする感じがイヤ」といった反応も聞かれた。
ネットは多くの人が目にする分、ちょっとした表現で誤解を招きやすい。吉村知事はウイルスの感染拡大を抑え込み、結果を出しているのは確かであり、くだけた言葉づかいで評価を下げてしまうのはもったいないとも言えそうだ。
記事内の引用について
吉村洋文知事のツイッターより https://twitter.com/hiroyoshimura
松井一郎市長のツイッターより https://twitter.com/gogoichiro