ダルビッシュは日本時間で5日午前1時8分、自身のツイッターに「これは歴史に残るパンデミックになると思う。人類のためにも政府を信じて、自分に何ができるか?未来の人類に何をしてあげられるか?を考えたい」と投稿。
また、同日午前6時42分には、「コロナで自粛ばかりで疲れますよね。色々な不安もある。でも第三次世界大戦で今住んでるエリアにバンバン爆弾落ちてきていることを想像してほしい」、「それに比べたら自粛で家にいるぐらい楽」とツイートした。
さらに、ダルビッシュは6日にも自身のツイッターに投稿し、「人は自分がいつか死ぬとは思っているが、その日が本当に来るとは信じ切れていないのではないか。1年後があると思っていてはいけないと思う。特に今は」と人々に節度ある行動を求めた。
一連の投稿に返信する形で、ネット上のファンからは「『自分は大丈夫』という思い込みはいい加減に改めてないといつまで経っても収束しませんよね」、「今、外を出歩いてる人は『自分が爆弾になるかもしれない』という気持ちを持って外出を控えてもらいたいです」、「自分も含めて全ての人を警戒し続けることが今後の状況を左右すると思います」といった共感の声が多数寄せられている。
東京都の感染者数が4日、5日と2日連続で100人以上確認されるなど、感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルス。6日には、該当地域の都道府県知事が必要と判断すれば、“不要不急の外出やイベントの自粛要請”、“医療施設のための土地・建物の使用”、“食品、医薬品など特定物資の収用”などの措置が可能となる「緊急事態宣言」を、安倍晋三首相が東京都などを対象に発令する意向を固めたと伝えられている。
先が見えない状況の中、感染拡大を食い止めるには1人1人の行動が大事というダルビッシュの訴えに共感した人は多いようだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu