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ダルビッシュ「アメリカの方がやばい」「日本は踏ん張っている」 マー君・筒香らが帰国の中、アメリカに残る決断に称賛の声

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ダルビッシュ有(写真はレンジャーズ時代)

 カブス・ダルビッシュ有が、2日に自身のツイッターに投稿。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、自身はアメリカから日本には帰国しないことを宣言した。

 ダルビッシュは2日午前9時57分に自身のツイッターに投稿し、「帰国しないんですかー?とかたまに聞かれますが、自分たちはアメリカに残ります」と家族と共にアメリカに残ることを宣言。

 また、午前10時にも再び自身のツイッターに投稿し、「ウイルスを持っている可能性がないともいえず、それをまだ感染が爆発していない場所に持ち込む可能性を排除したいからです」と帰国しない理由を明かした。

 一連の投稿に返信する形で、ツイッター上のファンからは「周囲のことも考えた素晴らしい決断だと思います」、「移動時のリスクもありますし、今は動かない事がベストです」、「自分達で安全に生活出来るなら何も問題無いし、むしろそっちの方がいいと思います」、「自分が同じ立場でもそうします、他人に移してしまわないかが何よりも怖いです」、「アメリカから帰国した他の日本人選手にも聞かせたいですね」といった称賛が多数寄せられている。一方、「マー君はむしろ帰国したらしいですね」、「もう遅いけど、マー君にも言ってあげてほしかった」といった、ヤンキース・田中将大を引き合いに出す声もあった。

 今シーズンのメジャー開幕は、当初先月27日(現地時間同月26日)の予定だったが、新型コロナの影響により延期され、現在(2日正午現在)も具体的な日程が決まっていない。また、感染拡大を防ぐため練習施設を閉鎖する球団が相次ぐなど、各選手の調整にも大きく影響が出ている。

 2日には、ヤンキース・田中将大もチームのキャンプ地・フロリダでの感染拡大を受け、家族と共に日本へ一時帰国したことが伝えられており、先月25日にはレイズ・筒香嘉智が球団施設の閉鎖、同月26日にブルージェイズ・山口俊が本拠地のあるカナダの入国禁止措置を理由に、それぞれアメリカから日本に一時帰国している。

 ダルビッシュは一連のツイートへのファンからの「日本はアメリカより危ない」という返信に対し、「いや、アメリカの方がやばいと思います。日本はまだ踏ん張っています」と返信している。アメリカでのリスクを考えながらも、日本に帰国する際の影響を踏まえた決断に称賛が集まったようだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu

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