張本氏は新型コロナウイルス感染防止のため、大相撲春場所が無観客で開催されることについて、「国難、一大事。大相撲とプロ野球はやめたほうがいい」と持論を展開。ただし、選抜高校野球大会について、「これは難しい」と話す。
そして、「もって生まれた定めがあるじゃないですか。戦時中もできなかったんだから。これはもう、大変な病気を早く抑えなくちゃいけないから。国全体で協力していかないと」と、新型コロナウイルスを抑え込むためには、日本国民全体で協力して行くことが重要と説く。
さらに、「あの、アジアではね、日本国民は粘土と言うんですよ。ほかの国はいわゆる砂。1つ1つはあの立派だけど、固まったら日本の場合は離れないじゃないですか。そういう団結力があるから、それをやってもらいたい」と日本国民の団結力をアピールし、「1つになる」よう呼び掛ける。
これを聞いた関口宏は「そんな事言うんですか。へー。日本は粘土だったんだ」と少々呆小馬鹿にしているようにも見える反応を見せた。
炎上も多い張本氏だが、団結と協力を呼びかけたことについては、「納得した」「この発言はあっぱれ」「その通りだと思う」と賛同の声が多く上がる。ただし、選抜高校野球大会だけを開催可としたことについては、「矛盾している」との批判も。
そして、団結を呼びかけ、日本国民を称賛する発言に「へー」と話した関口については、「この人は日本が称賛されると嫌な顔をする」「張本氏が良いことを言っているのにその反応はない」など批判の声が。一方で、「わけがわからなかったのでは」「意味が理解できなかったのかも」という声も出た。
新型コロナウイルスの影響は、スポーツはもちろん、日本経済にも大きな悪影響を与えている。そんな中で、「粘り強く団結」を呼びかけた張本氏には、普段批判的な層からも称賛や納得の声が多かった。
そして、それを聞いた関口の反応に違和感を覚える人も多数だった。