木村は、物語のキーマンとなる猿の姿をした謎の男・ジルの声を担当。各紙によると、報道陣の前でアフレコを行うのは初めてで、「裏側を見られているようで恥ずかしい」と照れながら、低音ボイスで見事に演じたという。
この日はドラえもんも駆け付け、ヒロイン・しずかちゃんから伝言を預かったとして、「『木村さんの初恋のお話が聞きたい』と言ってました」と質問。すると木村は、「のび太と同じくらいの時、相手は同級生だったかな…」と告白。
続けて、「でも、のび太は、しずかちゃんにちゃんと気持ちを伝えているじゃない?僕はその相手に伝えることができなかった。その点に関してはのび太の方が上。のび太はすごいと思いますよ」と、のび太を絶賛したというのだ。
「SMAP時代なら考えられないほど報道陣に対してフランクな感じ。ドラえもんとのやりとりでもしっかり見出しが立つようにリップサービスしてくれた」(公開アフレコを取材した記者)
16年いっぱいでのSMAP解散後、解散に至った“戦犯”のような扱いをされ一時期は人気がダウンしてしまった。
しかし、ここにきてすっかりイメージ回復に成功した印象で、18年夏からは冠ネット番組をスタートさせた。そして、昨年公開の主演映画「マスカレード・ホテル」、昨年末に最終回を迎えたTBS系の主演ドラマ「グランメゾン東京」、主演した今年正月のフジテレビ系ドラマSP「教場」はいずれも視聴率が好調だった。
「袂を分かった元SMAPの3人が昨年おおみそかの日本テレビ系『ガキ使SP』で体を張っていたのも大いに刺激になったようだ。すでにオファーを受ける仕事の“ハードル”は下がっているので、あっと驚くキムタクが見られそうだ」(芸能記者)
ようやく自分を“解放”したようだ。