小室ファミリーとは、小室哲哉プロデュースによるミュージシャンたちの総称である。横のつながりはあまり強くなく、ファミリーの当事者からこうした話が語られるのは貴重だろう。hiromiが安室愛を語った一方で、実は嫌いだったと告白したメンバーもいる。
「華原朋美ですね。2017年7月に出演した『じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系)において、嫌いだった小室ファミリーメンバーを暴露したのです。この日の放送では、元モーニング娘。の福田明日香が18年ぶりに出演。メンバーの不仲エピソードを受け、華原も『みんなライバルだった』『ファミリーなんて思っていない』と過去をふりかえり、スタイル抜群の大物歌手を『見るたびにイラッとしていた』と語ったのです」(芸能ライター)
番組では特定は避けられていたものの、スタイルの良い大物歌手という条件の該当者は安室しかいないといわれている。
「華原は1995年9月にシングル『keep yourself alive』に小室プロデュースでデビューします。この時、芸名をこれまでの遠峯ありさから、小室と同じイニシャルのT.Kを持つ華原朋美に改名しています。一方で、安室の小室プロデュースによるデビュー作は、1995年10月の『Body Feels EXIT』でデビューしており、ほぼ同期といえる存在でしょう。華原は小室とは恋愛関係にありましたから、スターダムを駆け上がって行く安室に嫉妬の感情も存在したのではないでしょうか」(前出・同)
安室がそれだけ時代の中心にいたのは確かだろう。