もともと、同県には沖縄出身者が多いことからスタートした同イベントも、今年で9回目。すっかり、川崎の恒例行事として定着。GW期間中とあって、老若男女問わず、多くの家族連れやカップルなどで賑わった。
出しものは、沖縄料理&物産展、エイサー演舞、伝統文化体験教室、映画祭、野外フリーライブ、音楽祭、“ご当地ヒーロー”琉神マブヤーショーなど多彩。
屋台コーナーでは沖縄そば、ソーキそば、琉球焼きそば、ゴーヤチャンプルーなどの沖縄の味が販売され、行列ができるほどの盛況ぶり。来場した人々は沖縄料理に舌鼓を打ち、オリオンビールを手に、沖縄ならではの音楽やエイサー演舞を楽しんでいた。
また、大ヒット商品となった石垣島ラー油を作った辺銀さん夫婦をモデルにした、秋公開予定の映画「ペンギン夫婦の作り方」(主演=小池栄子)のプロモーションも行われ、人気を集めていた。琉神マブヤーショーでは、チビっ子たちが狂喜した。
この4日間ばかりは、川崎の街は沖縄一色。うちなーんちゅ(沖縄の人)も、やまとぅーんちゅ(本土の人)も関係なく、沖縄の食や文化で心豊かにしたようだ。
「はいさいFESTA」も、来年は節目の10回目を迎える。さらに盛大なイベントとなることが期待される。
(旅人:ミカエル・コバタ)