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迅速な神対応!阿部寛、台湾で男気を見せる

 俳優の阿部寛が、2月6日に台湾東部で発生した大型地震の被災地に向けて、個人的に日本円で1000万円の寄付を行っていたことが、台湾メディアで報じられた。

 報道によると、阿部は8日、台北市内で日本家電メーカーの新製品発表会に出席。東部・花蓮で発生した地震で大きな被害が出ていることに触れ、「非常につらく悲しい思いです」と犠牲者の遺族や被災者を気遣い、1000万円の寄付を発表した。

 現地でインタビューに応じた阿部によると、2日前に台湾入りしており、阿部自身も実際に大きな揺れを体感したのだとか。東日本大震災時に台湾から寄せられた寄付金や愛をお返しするためにも、今回の寄付を決めたという。

 また、救出作業に当たっている救助隊の隊員などに対して、「非常に大変だと思いますけれど、ぜひ頑張ってほしいと思います」とエール。続けて「一日も早く皆さんの平穏な生活が戻ることをお祈りいたします」と話し一礼したという。
「阿部は、台湾でも主演映画『テルマエ・ロマエ』によって知名度が高い。劇中では古代ローマ人を演じているが、阿部の寄付が台湾のメディアで報じられると、阿部に対して、『謝謝羅馬人(ローマ人)!』など感謝のコメントが寄せられている。男気あふれる阿部の行動だけに、もっと日本で大々的に報じられてもいいはずだが、今のところ、話題になっているのはネット上だけ」(芸能記者)

 公開中の阿部の主演映画「祈りの幕が下りる時」は、公開初週から2週連続で「全国週末興行成績」(興行通信社提供)で首位を獲得。国内では映画俳優として確固たる地位を確立しているが、映画産業が盛んな台湾から“恩返し”として今後、阿部への出演オファーがありそうだ。

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