いつになく、気合いが入ってる面々。芸人をコールする声も絶叫寸前まで響き、MC助手・カブトムシゆかりが「それでは5組続けてどうぞ」と告げるときのポーズもフェロモンを発散。
B-YOSEでは、大石JUNICHIがオチまでまとめた「味が変わるガムネタ」で笑いを誘い、A-YOSE昇進の切符をもぎ取った。A-YOSEでは、TAIGAが前月から順位を一つ上げ実力者ぶりを発揮。
また、今月は、特別企画として「オスカー芸人重大ニュース2011」のコーナーがあり、人気芸人一堂がステージに集結する光景も。廻し芸人・あかつが、バスローブ芸人・カーリーをどなりつけた「あかつ、ブチ切れ事件」の真相などが明かされ、サプライズトークショーにファンが酔いしれた。
そんな中、A-YOSE優勝は、前月と同じく、お笑いコンビ「シロハタ」(福田寛・森下貴司)。舞台上をめまぐるしく動き回り、早回しのセリフと絶妙の間合いで笑いを取るストーリーコントを得意とする。興奮冷めやらぬ楽屋を訪れて、インタビューを試みた。
−−連続優勝、おめでとうございます。
シロハタ「ありがとうございます!」
−−勢いに乗ってる秘密は?
森下「今のお笑いのスタイルを見つけたことです。実は、今年はどん底からのスタートでした」
福田「もともと、ボケとツッコミのお笑いをやっていました。でも、いったんそれを破壊してみたくなりまして、相方に『頼むから、やらしてくれ』と今のスタイルを切り出し、お笑いライブでは、8月から挑戦しました。会場に、“なんだこれ!?”という雰囲気が漂っているのを感じまして、逆に手応えを掴みました」
森下「でも、舞台上をめちゃくちゃ動きますから、あとになって、あの場面でうけてたんだ、と確認するようなこともあります。今の課題は、芸に磨きをかけ、舞台上でもっと冷静になれるようにしたいです。来年は、今のスタイルでもっと長い時間、たとえば1時間くらいぶっ続けでストーリーも演じる舞台コントをやってみたいです」
−−練習はどこでやってる?
森下「周りに民家がない場所を探して、公園や神社でやっています。深夜、暗闇から怪しい声が聞こえたら僕たちです(笑)」
−−お笑いをやろうと思ったキッカケは?
福田「2人とも役者出身です。相方とも劇団で知り合いました。あるとき、『オスカーにはかわいい子がいっぱいいるぞ、女優にも、モデルにも会えるぞ』と聞きまして、『じゃあ行くしかないだろう』ということで、現在に至ります(笑)」
−−好きなタイプは?
森下「武井咲さんです」
福田「米倉涼子さんです」
−−AKB48なら?
森下「渡辺麻友ちゃん! 目と笑顔がキュンときます。もう最高! 妹になってほしい」
福田「篠田麻里子ちゃん! もう、上から来られたいです。怒られたいんですよ。僕、やばいですかね?」
森下「でも、篠田麻里子さんは、ご自分ではMとおっしゃっていますよ」
福田「まじ? じゃあ、Sに変えたいね。俺の前では!」
【今月のトップ】
B-YOSE
第1位:勝又
第2位:プラスワン
第3位:セーキットン
第4位:大石JUNICHI
A-YOSE
第1位:シロハタ
第2位:TAIGA
第3位:ヴェートーベン
【次回のオスカープロお笑いライブ】
日時:2012年1月20日(金)
場所:関交協ハーモニックホール
住所:東京都新宿区西新宿7-21-20関交協ビル
開場:18:00
開演:18:15 *A-YOSEは19:30から
チケット:前売り1300円、当日1500円(A-YOSE・B-YOSE通し)
(竹内みちまろ)